ダイエット効果抜群!全身運動の水泳で効率的に痩せよう

水泳は全身運動になるので、昔からダイエットに良いとよく言われています。ダイエットに効果的なのは、水の中での運動は消費カロリーが非常に高くなるからです。

プールに通い続けるのは大変ですが、実際に水泳を取り入れて痩せることに成功している人は多く、やり続けた人には効果が期待できるようになっています。

効果絶大!ダイエットと言えばやっぱり水泳


ダイエットに水泳がオススメなのは、何と言っても効果が高いからです。水泳がダイエットに効果的なのは全身運動になるからで、平泳ぎやクロール、水中ウォーキングなど、どんな方法でも消費カロリーは高くなっています。

脂肪燃焼や引き締め効果が大きいので、ダイエットをするにはまさに理想的な運動と言えるでしょう。水泳ダイエットがオススメなのは、泳げなくてもできるところで、水中を歩くだけでも得られる効果は高いです。

水の中は陸上を歩くより負荷がかかるので、全身運動によって消費カロリーが多くなり、結果、同じ運動時間でもダイエット効果は何倍にも大きくなります。

水中では水の抵抗で足に負荷がかかって前に進むことができなくなりますが、人間が歩く時は全身の筋肉を使っているので、水泳は脂肪が燃焼しやすくなっています

メモ
全身運動ではトランポリンも効果的になります。それに関してはこちらの記事で詳しく紹介していますので、参考にしてください。

全身運動のトランポリンダイエットが凄い!効果とやり方を伝授

水泳で痩せるための基本と応用をご紹介

水泳ダイエットの具体的な方法!基本編

全身運動の水泳ダイエットをする場合、具体的にどのような方法ですれば良いのかが気になりますが、まず基本としては平泳ぎがおすすめになります。

ここがポイント!
泳ぎ方は自由で、自分の好きなようなやり方で実行すればいいのですが、平泳ぎは初心者に最適で、他の泳ぎ方よりも楽に泳ぐことができるからです。

ダイエットする場合、激しい運動を短時間するよりも、軽い運動を長い時間する方が長続きします。水泳ダイエットする時は、30分以上ゆったりと泳ぐのが基本になるので、平泳ぎが理想的です。

クロールや背泳の場合、動きが大きく、フォームが乱れやすいので長く泳ぐには不向きな泳ぎ方になります。

激しく全身運動するクロールの方が消費カロリーは高いですが、間違ったフォームで長く泳ぐとカロリー消費の効率は悪いです。まずは大きく手足を動かす平泳ぎで楽しみながらダイエットを始めましょう。

慣れてきたら!水泳ダイエット応用編

水泳ダイエットにある程度慣れてきたら、クロールで消費カロリーアップを狙いましょう。初心者は平泳ぎがオススメなのですが、応用編としてはクロールに変えると良く、ダイエットするには最も効率の良い全身運動の泳ぎ方になります。

ここがポイント!
その理由は消費カロリーが高いからで、1時間クロールで泳ぐと消費カロリーは最大で、1300kcalにもなると言われています。

これだけカロリーを消費するのは他の運動ではなかなか難しいので、平泳ぎで水泳ダイエットに慣れてきたら、消費カロリーの高いクロールで全身運動を実践することをおすすめします。

クロールをする時のポイントは、のんびりとすることで、200メートルくらいから脂肪燃焼効果が期待できるので、それ以上の距離を泳ぐようにします。のんびりと泳ぐには、水中で鼻からゆっくり息を吐き、顔を出した時に軽めに息を吸うようにすると続けやすいです。

水泳ダイエットを続けるために知っておくこと

泳ぎ方別に見る距離と消費カロリーを比較

全身運動の水泳ダイエットする場合、気になるのが泳ぎ方で消費カロリーがどれくらい違うかです。ダイエット効果を上げるにはどのように泳ぐのかが大切で、泳ぎ方によって消費カロリーは違ってきます。

水泳を1時間行った場合の全身運動のカロリー消費を比較
  • 平均値でクロールが1039kcal
  • 平泳ぎが544kcal
  • 水中ウォーキングが198kcal

このようなデータがあります。いきなり1時間泳げない人もいるので、あくまでこの消費カロリーは目安になりますが、全身運動がかなり高いのがよくわかります。

メモ
体重55kgの20代女性が1時間歩いた場合、消費カロリーは大体120から150kcal程度なので、水泳の消費カロリーの大きさは非常に高くなっています。

また、消費カロリーだけでなく、水泳は脂肪を燃やす有酸素運動として最適なので、長期間続けられる手軽さも含めてオススメの運動です。

ダイエット効果が出てくるのはどのくらいの距離から?

水泳はダイエットに効果的な有酸素運動なので、継続して続けていくと必ず痩せてきます。全身運動なので消費カロリーは高く、筋肉も付いてくるので基礎代謝が上がって痩せやすい体になることが可能です。

メモ
実際ダイエット効果が出てくるのは、どのくらいの距離からかと言うと、目安としては1回あたり1kmくらいの距離だと言えます。

全身運動の水泳で泳ぐ距離については、ひたすら延々と泳ぎ続けるのは体力的に大変なので、途中で休憩をはさむことも考慮して、1km泳げれば十分と考えるのが妥当でしょう。

ただし、距離については色々な意見があり、時間を重視するタイプの人だと距離は短くても良いという人もいます。確かに500mを数分で泳ぐよりも数十分かけて全身運動するほうが効果は期待できるので、距離を重視するより時間を重視したほうが効果的です。

さらに効率良く痩せるための水泳メニュー

水泳の前に運動を取り入れることでダイエット効果アップ

ここがポイント!
水泳ダイエットをするなら、できれば効率良く痩せたいものです。そのためには、泳ぎ方を工夫すると効果的になります。

水泳の全身運動は有酸素運動にも無酸素運動にもなるスポーツです。メニューとしてオススメなのは、最初はプールに入る前は準備運動をして、軽い有酸素運動を取り入れます。

準備運動は怪我の防止になるだけでなく、脂肪を燃えやすくさせる働きがあります。そしてできれば泳ぐ前に筋トレを取り入れるのがオススメで、無酸素運動の筋トレをして泳ぐことで、水泳の全身運動によって脂肪の燃焼効果が高まります。

軽い有酸素運動と無酸素運動をした後に、本格的に泳ぐようにすると、効率良く痩せることが可能です。泳ぐ時に注意するのは、全力で泳ぐと無酸素運動になってしまうので、脂肪を燃やすためにゆったりとした動きで長い時間かけて泳ぐことです。

泳ぎ方によって痩せられる部位を考えてみる

水泳は全身運動ですので、全身痩せることに期待ができます。しかし泳ぎ方によっては部位別に痩せることが可能になりますので、どのような方法で部分痩せを行うかをチェックしておきましょう。

クロール
腕を前に出して泳ぐクロールだと二の腕を集中的にシェイプアップできる
平泳ぎ
クロールと同じく二の腕と、それに背中を引き締める作用がある
バタ足を使う泳ぎ方
クロールでも平泳ぎでもバタ足を使うことでお尻を痩せることが可能

全身運動である水泳ですが、泳ぎ方によって効果を発揮する部位があることを覚えておくと、自分が痩せたい箇所を集中的にシェイプアップできるでしょう。

体に負担の少ない水泳だからこそ得られる健康効果とは?

足腰に掛かる負担が少ないからこそ安全に痩せられる

水泳ダイエットの魅力は、水の抵抗により体に負担がかからないところです。安全に無理なく続けることができるのが全身運動の水泳の良いところで、ジョギングやダンスなどの運動と比べて足腰に負担がかかりません。

メモ
水泳は水の浮力により重力が軽減されるので足腰に優しい運動になり、それでいてより多くのエネルギーを消費することができます。

水に入ることで得られる健康効果は沢山あり、水しぶきで発生するマイナスイオンにはリラックス効果も得られますし、水温の中での全身運動は心臓の働きを活性化します。

肝臓や筋肉の代謝機能がアップするので疲労回復効果が期待でき、心肺機能がアップして胃腸の働きが活性化します。水泳は冷たい水に肌をさらすので、交感神経を刺激して肌のハリを取り戻す美肌効果も期待できます。

美容にも効果を発揮する水泳の全身運動効果とは

運動を行うことは健康やダイエットのためだけでなく、美容効果を期待して行う女性たちもたくさんいらっしゃいます。

モデルさんや芸能人の方はスタイルを維持するためにジムに通ったり、トレーナーにエクササイズを習ったり、様々な方法を実践しており、水泳を継続して行っている有名人の方ももちろん多くいます。

それでは具体的にどのような点が美容に効果的なのでしょうか。全身運動の水泳を実施することで得られる美容効果をまとめてみました。

水泳をすることで得られる美容効果

効果 働き
血行促進 血行が促進することで代謝が上がり痩せやすくなります。さらにむくみの改善や冷え性も治りますので、むくんだ全身を解消するためにも水泳は効果的だと言えます。
引き締め作用 水泳は全身運動になりますので、カラダ全体の筋肉を使います。そうなると全体が引き締まってスリムな体型になり、ハリも出てくることで美容効果もアップします。
美肌効果 プールの水は程よい人肌になっており、その水圧が全身に掛かることで刺激になり、バストアップやリフトアップ、美肌の作用をもたらすのです。

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水泳で全身運動ダイエットをするときの気になる注意点

水泳ダイエット中は食事制限NGな理由

全身運動の水泳ダイエットをする場合、より効果的に痩せるには食事制限をした方が良いと考えがちですが、食事制限はNGです。水泳は消費カロリーが高く、激しい食事制限をするとストレスを感じるようになるからだと言われています。

水泳ダイエットは空腹を感じやすいので、下手に食事制限をするとストレスが爆発して暴食してしまい、リバウンドの原因になる可能性があります。そうなっては元も子もないので、極端な食事制限はしないことです。
メモ
全身運動の水泳を行っているときは、簡単な食事制限をするだけで十分効果は期待できるので、間食を控えるようにし、夜食べる量を少し意識して減らすようにしましょう。

水泳の全身運動ダイエットに慣れてきたら少しずつカロリーコントロールするのがコツです。炭水化物や脂っこいものは控えながら、野菜やタンパク質中心の食事を摂るようにします。

水泳ダイエットをしても痩せない!その原因と対処法

脂肪燃焼効果の高い水泳ダイエットに取り組んでも中には痩せない人もいます。水泳をしても痩せない原因は、体が水泳に慣れているからで、そうした人は心拍数が少ないです。

逆に水泳が得意な人は効率的に泳げる方法を知っていて、少ない力で長距離を泳げる術を体が体得しているので、全身運動でも心拍数が上がらず筋肉も負担がかかりません。

そうした場合にオススメの対処法は、色々なドリルを取り混ぜてやる方法です。ドリルとは水泳の練習方法とことで、全身運動である泳ぎ方のフォームをしっかり習得することを目指します。

メモ
たとえば最初に1200mのウォームアップをして、50メートル全速力を十分行い、間に15秒の休憩を挟んで100メートルを全速力5本行います。
このような方法で水泳ダイエットすると、体にかなり負担がかかり、短時間でへとへとになります。強度を上げるのではなく、1時間半から2時間程度ゆっくり長く泳ぐ方法もオススメで、痩せ効果をアップさせることができます。

水泳は全身運動です!体調管理と安全確認は怠るべからず

水泳ダイエットは消費カロリーが高く、脂肪燃焼効果が高いのでオススメのダイエット方法です。ただ注意しないといけないのは、全身運動なので体調管理には十分留意する必要があります。

無理をすると逆効果で、カロリー消費が高いからといって長時間泳ぐのは危険です。そうするとかえって逆効果になり、長時間行なうとタンパク質をエネルギーとして使うので筋肉が減少して痩せにくくなります

メモ
摂取カロリーを抑えてしまうと体が飢餓状態に陥り、体調不良などの原因になるので全身運動の水泳を行う際には注意しましょう。
また、全身運動をする事前に、ストレッチなどでウォーミングアップを入念に行わないと怪我をする危険があるので、安全確認を怠らないようにすることです。プールサイドは滑りやすいので、プールエリア全体の安全をしっかり確認することも水泳には大事です。