便秘だと実感してはいませんか?お通じが毎日ないパターン、毎日あったとしてもすっきりしないのならば、それは便秘です。体内に老廃物が溜まっている状態は決して良いことではありません。腸内環境を改善する「腸活」を始めれば体の中からキレイになれるでしょう。
目次
腸内環境を整えて体内からキレイになれる腸活とは

腸を刺激して腸の活動を活発にさせよう
腸内環境が悪いということは、腸内の善玉菌が少なくなっており、悪玉菌が多い状態です。悪玉菌が多いとお通じが悪くなってしまいますので、改善するために腸活を行うことが重要だと言えます。
つまり、分かりやすく説明しますと腸内にいつまでも便が残った状態なのです。腸内にある便からはガスも出ますし、体臭に影響したり体調が悪くなったりといった症状が出ます。
腸活とは具体的にどんなことをするの?
腸活をしたいとは思いませんか。腸の善玉菌を増やすことが大事ですから、食生活を見直すことはとても重要です。発酵食品を食事にうまく取り入れてみましょう。
ヨーグルトを食べる時はオリゴ糖を入れるとより効果的になります。腸内の善玉菌を増やす働きがヨーグルトにもオリゴ糖にもあるので、ぜひ毎食後に食べてみてください。
さらにもっと簡単な方法があります。朝起きて1杯のコップの水を飲みましょう。これだけでも刺激となるため、腸のぜんどう運動が活発になり、腸内環境の改善に繋がります。
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腸内環境が悪いとどんな異変が起こる?
そもそも腸内環境が悪いことがどうしてよくないのでしょうか。腸内環境は体調や肌と密接な関係がありますので、良くない症状が出たら出来るだけ早く改善しましょう。
- 体臭が悪くなる
- 口臭がきつくなる
- おならが臭くなる
上記の症状が出てくることもありますが、その理由は腸内の便から有害物質が出ている証拠です。有害物質が血液を伝って全身から放出されますから、体臭にも影響が出ます。
腸内に便があり続ければむくみや冷え性にもなりますし、肩こりや肌荒れを起こしやすくなります。やはり、便が腸内にとどまり続けていることが原因だと言えます。腸内環境の改善のためには、頑固な便秘を治すことが鍵となるでしょう。
便秘に悩む方必見!腸活の手順

効果的な手順をいろいろ組み合わせよう
自分なりに便秘を改善しようといろいろとやったけれど、効果が無かった人もいるはずです。しかし正しい腸活の手順を知り実行すれば腸内環境がキレイになり、きっと便秘が改善するでしょう。
腸に良い食べ物を食べることはもちろん腸活に入りますが、これだけではなく運動も組み合わせてみましょう。激しい運動でなくても十分腸のぜんどう運動が活発になります。だから、運動が苦手な人でも腸活できるのです。
お風呂でできる腸活簡単マッサージ
お風呂に入ったら、シャワーで済まさないで湯船に浸かって体を温めてください。シャワーだけでは体があまり温まらないので便秘になりやすいからです。腸内環境の改善には体を冷やさないことも重要です。
時間にして3分くらいマッサージするだけです。湯船に浸かっている間にできるので、ぜひ試してみましょう。体が温まった状態で行っていますので、頑固な便秘の人は特に試してみると腸内環境の改善に良いかもしれません。
腸活を行う際におさえておくべきポイント

食生活そのものを見直してみましょう
腸活を始める際におさえておくべきポイントがあります。軽い運動をしたり、ヨーグルトなど乳酸菌を含んだものを食べたり飲んだりするのはもちろん良いことですが、食生活そのものを見直してみましょう。
また、夜更かししたり生活のリズムが悪かったりすると腸活を行ってもうまくいかない可能性があります。睡眠時間は短いことはもちろんよくありませんが、長すぎても良くありません。
せっかく腸に良いことをしていても、悪いことも同時に行ってしまうと腸内環境がなかなか改善されませんから、自分でできる範囲のことからで構いませんので、規則正しい生活を送るようにしましょう。
腸内環境を整えるとこんなに良い事が!
腸内環境を整えれば病気のリスクも軽減しますし、血液がキレイになるので冷え性や肩こりなども改善されます。また、美肌効果にも大きな影響があるでしょう。有害物質が全身に行き渡らなくなるだけで腸内環境が改善して、これだけの効果が期待できます。
もちろん有害物質が出なくなりますから、体臭や口臭も改善されます。有害物質自体がとても臭いので、体臭が気になる人は腸内環境をまずは整えたほうが良いかもしれません。いろいろな方法で効果が出なかった人も効果が出るでしょう。
オススメ!腸活ヨガの手順

ヨガを実践することで腸内環境を改善しよう
短時間でできる腸活ヨガを始めませんか。朝晩2分でできるので、ぜひ腸内環境改善のため、腸活に取り入れてみてください。まずおすすめは朝のヨガです。
- 横向きに寝て下になっている腕を伸ばしてそこに頭を乗せる
- ウエストや内もも、お尻の筋肉を引き締めながら足を上げる
- このままの状態で5回深呼吸して反対側も行う
次は床の上に座って片方のひざを曲げて、伸ばしている反対側の足のひざの裏に付けて深呼吸を5回行ってください。ヨガは深い呼吸を繰り返すことで腸内環境の改善に役立ちます。難しい手順ではないので、気軽に朝ヨガを始めてみましょう。
そして夜のヨガも紹介しておきます。四つん這いになってお尻を突き出し、両腕を前に伸ばして深呼吸を5回行いましょう。
もう一つは、うつぶせになって両手を背中で組みます。肩と頭、足をあげてのけぞった状態で深呼吸を5回行ってください。これを毎日続けましょう。
ヨガの深い呼吸はストレスも発散できる
ヨガの特徴として、普段動かさないような関節に刺激を加えることで血流を良くしたり、体を解したりする効果がありますが、さらにヨガの特徴でもある深い呼吸法には、腸内環境の改善だけでなく、ストレスを発散させる作用があるのです。
深い呼吸のメリット
効果 | 働き |
---|---|
自律神経を整える | 深い呼吸を繰り返すことで交感神経と副交感神経の均衡が保たれるようになります。そうなるとリラックス作用が働き、乱れた自律神経を整える効果に期待できるでしょう。 |
血行を促進させる | 呼吸を意識して深く呼吸をすることで体が温められます。そうなると血液の循環がスムーズになり、血行が促進されてその作用が腸内環境にまで良い影響をもたらし、便秘の改善を促します。 |
集中力の強化 | ヨガの発祥はインドで、体と心を鍛えることを目的としています。そのため、深い呼吸法には集中力を強化させる効果もあります。仕事や勉強で煮詰まったりやる気が起こらなったりするときにも、ヨガの呼吸法はおすすめです。 |
ヨガの呼吸法は腸内環境の改善にも効果的ですが、ストレスを軽減させたりリラックス作用をもたらしたり、さらに集中力の強化にも繋がります。ぜひ腸活にヨガを取り入れてみましょう。
腸活で毎朝スッキリを目指そう!

腸内環境を整えるのにピッタリのレシピ
善玉菌のえさが入っている甘酒にイチゴをプラスしてみてください。甘酒100ccとイチゴ3粒をミキサーにかけるだけです。米麹の甘酒ならアルコールが入っていないので、子どもも安心して飲めますし、お通じの改善にも期待できます。
簡単なレシピばかりですからアレンジもできます。ヨーグルトを毎日食べているのならば、バナナを入れたり、甘酒を入れたりするなどのレシピも腸内環境の改善に良いかもしれません。
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毎朝同じ時間帯にお通じが来るように頑張ろう
頑固な便秘ですっきりしないどころか肌の調子も悪く、体調も崩しやすい人は腸活で毎朝すっきりしましょう。理想は毎朝、同じ時間帯にお通じがあることです。
毎日の習慣に取り入れられるものばかりですから、つらいと思うことなく自然と続けられるでしょう。頑固な便秘が改善されて、すっきりしたお通じが当たり前になるように腸内環境をキレイにしましょう。