色々な食品を使ったダイエットが今まで数多く登場してきました。中でも今注目されているのはチーズを使ったダイエットです。意外な組み合わせですが、なぜ注目されているのか、どのような効果があるのかこれから検証していきましょう。
目次
太るイメージの強いチーズが実はダイエットに有効だった

カロリーの低いチーズなら脂肪が蓄積されない
チーズと言えば高カロリーでダイエットの敵というイメージが強かったのですが、実はダイエットに有効な食材なのです。
今までチーズは太ると思っていた方、これからは避けずにむしろカロリーの低いチーズをおいしく食べて楽しく痩せましょう。勝手なイメージで食材を避けるのではなく、本当にいいものをダイエットのためにも食べるようにしてください。
チーズの種類別にみるカロリーと豊富な栄養素
チーズの種類によってカロリーに違いがありますが、どれくらい違いがあるのかをダイエットのためにもチェックしていきましょう。
逆にカロリーの高いチーズは「クリームチーズ」や「チェダーチーズ」で、同じ量でも400キロカロリーを越してしまいます。そのため、これらの種類はダイエットには不向きだと言えます。
さらに脂肪も含まれていますが、これは髪の毛や肌をきれいにし、腹持ちを良くする効果もあるので、実はダイエットの敵どころかいい味方でもあるのです。
チーズがダイエットに良い根拠とは

チーズの脂肪分は消化されやすく体にたまりにくい
チーズダイエットをする上で気になるのは、ダイエットにいいという根拠です。どのような理由があるのでしょうか。
しかもカルシウムが原料の牛乳よりも多く含まれており、これがその後の食事の脂肪の吸収を抑制してくれます。ですから食前に食べるのがベストです。
ダイエットに選ぶならどのチーズが良さそう?
もしもチーズダイエットをするなら、カッテージチーズを使うのがいいでしょう。このチーズはスーパーなどでは販売されていませんが、自宅で簡単に作ることができます。用意するのは牛乳とレモン汁程度ですし、時間もそれほどかかりません。
- 牛乳を温めて60度になったらレモン汁を加える
- レモン汁を素早く混ぜたら10分程度放置
- 固形と液体に分離するのでキッチンペーパーで濾す
自分で作るのが面倒なら、よくスーパーなどでも市販されているモッツアレラチーズをダイエットに使うのもいいでしょう。これらはサラダの中に入れて食べることもできますし、勿論単独で食べることもできます。
ただダイエットを目的にする場合、高カロリーなチーズは使わないようにしましょう。おいしいく栄養豊富ですが、カロリーが高いとダイエットになるどころか太ってしまいますのでお勧めしません。必ずチーズダイエットする時はカロリーを確認しましょう。
チーズダイエットのやり方は?

できるだけカロリーの低いチーズを食べよう
チーズダイエットのやり方は簡単です。置き換えをする必要はなく、ただ一日55グラム程度チーズを取り入れる程度でダイエットができます。
そして野菜も極力食べるようにしてください。チーズでは補えない栄養素を野菜で補うためです。これで無理なく痩せられるでしょう。
食べ過ぎには気を付けよう!チーズの一日の摂取量
チーズはカロリーの低いものもありますが、一般的にはカロリーは高いものです。高カロリーなチーズになりますと、たった100グラムでも400キロカロリーを越してしまいます。そのためダイエット中は、あまり沢山食べすぎないように気を付けてください。
大体55グラム程度なら、一番低いカロリーのカッテージチーズですと55キロカロリー程度にしかなりません。そのため食事にプラスしても、カロリーの心配はありません。
また、チーズ以外は普通の食事をしますが、脂肪分の多いご飯は控えるようにしてください。あくまでもダイエットしているということを意識しなければいけません。
チーズを食べるのは朝昼晩どれがおすすめ?
チーズを食べる時間帯も実は重要なポイントだと言えます。チーズなどの乳製品は、夜の方が吸収率も良くなるので、できるだけ晩御飯の時に食べるようにしてください。ちなみに食前でも食事中でも食後でも、どちらでも構いません。
早い時間にチーズダイエットを取り入れるメリットは、カロリーを消費しやすいという点があります。カルシウムの吸収などの効果を得たいなら、晩御飯の時の方がいいでしょう。
低カロリーのカッテージチーズを使ったレシピを紹介
カッテージチーズは低カロリーですのでぜひダイエットに活用してもらいたいです。そこで簡単に作れるダイエット用のレシピを紹介します。
まずカッテージチーズを55グラム用意してください。トマト一個に玉ねぎも4分の一程度必要になります。
- トマトは輪切りにしてお皿の上に並べる
- トマトの上にみじん切りした玉ねぎを乗せる
- さらにカッテージチーズをその上から乗せる
- ドレッシングをかければ完成
イタリアンのカプレーゼという料理がありますが、それと同じような料理になります。おしゃれですし、とてもおいしいのでやみつきになるでしょう。ダイエット用としても、お酒のおつまみとしても最適だと言えます。
チーズダイエットの効果を持続させるためのポイントとは

チーズの足りない栄養分を補う野菜
チーズには沢山の栄養素が含まれていますが、ビタミンCは含まれていません。ビタミンCは人が生きていくためには必要不可欠なものであり、特にお肌をきれいにしたい人は極力摂取する必要があります。
例えばブロッコリーなどがおすすめです。他にもサツマイモやキャベツ、トマトにブロッコリースプラウトなどもいいでしょう。
トマトはチーズと一緒に調理すると味の相性もバツグンですので、是非積極的に摂取してもらいたいと思います。チーズで足りない栄養素もきちんと補えば、健康的なダイエットができます。
→健康への第一歩!病気予防でも注目されているトマトダイエット法
食事だけでなく運動を取り入れることでダイエット効果もアップ
チーズダイエットの効果を上げたいなら、少しでも運動を日常生活に取り入れるべきだと言えるでしょう。しかしどうしても運動する時間がない方や、体を動かすことが苦手に感じている人もいると思いますが、運動と言っても難しく考える必要はありません。
いつもと同じような生活を送りながら、ほんの少し歩く時間を増やしたり、つま先立ちを行ったりするだけでダイエット効果があります。
チーズダイエットの効果を上げるためにも、無理なく実行できる範囲で運動を実践していきましょう。さらに入浴中のマッサージもダイエットに効果的です。
→脚やせするならリンパマッサージ!疲れた脚を労わりながら最大限の効果を引き出そう
ダイエットだけじゃない!チーズの優れた健康効果とは

チーズの種類別に見る様々な特徴とは
チーズには様々な種類があります。ダイエットに効果的なのはカッテージチーズですが、この機会にチーズの違いについて理解を深めてみましょう。
よく知られているチーズの特徴
種類 | 特徴 |
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プロセスチーズ | 長期間の保存を可能にしているプロセスチーズは、少し添加物が使用されています。牛乳の成分でもあるカルシウムよりも多く添加物が含まれていることもあり、自然素材のチーズが食べたい場合は向いていないが、長期保存という観点から見るとメリットが大きいと言えます。 |
ナチュラルチーズ | 添加物があまり使用されていないチーズという特徴があり、子供さんにも安心して食べさせることができます。ダイエット中の栄養補給という意味でも最適なチーズだと言えるでしょう。 |
カマンベールチーズ | 真ん中部分がトロリとした食感が特徴のカマンベールチーズは、味にクセもなくとても人気があります。脂質やタンパク質などの栄養素も豊富ですが、特にセレンという抗酸化作用の働きがある成分が存在することから、美肌効果にも期待できます。 |
チーズと一言でいっても性質や特徴に違いがありますので、自分に合ったチーズを食べ比べてみることもいいでしょう。味に変化を付けることは、ダイエット中の飽きない食事にも繋がります。
ダイエット中のイライラ解消にも!
ダイエット中は食事制限で食べたい物が食べられないことから、ストレスが溜まってしまうこともあります。
ストレス自体もダイエットの敵で、リバウンドする原因になったり肌荒れをしたりすることもあります。しかしチーズダイエットは、ダイエット期間中のイライラを解消することも可能なのです。
今まで色々なダイエットをしてきて失敗してきた人こそ、このチーズダイエットをするべきでしょう。普段イライラしやすい性格の人もぜひ実践してみてください。