食事と一緒に摂取してダイエット効果をUP!プーアル茶の効果や魅力

ダイエット中の飲み物として定番になっているプーアル茶。発酵したお茶ならではの独特の風味はあり、口の中がサッパリするので食後のお茶にも最適です。ダイエットだけでなく、美容や健康の維持に効果を発揮してくれるこのお茶にはどのような効果があるのでしょうか。

プーアル茶の歴史と特徴

プーアル茶は中国雲南省のプーアル市周辺の山岳地帯で育つお茶です。プーアル市は標高が高く、市街地でも1000m以上の標高があり、最も高い所では3000mを超えてしまいます。プーアル茶の流通が盛んになったのは明の時代からで、その後は清朝の皇帝に献上されています。

プーアル茶には生茶と熟茶があり、一般的にプーアル茶と呼ばれているのは熟茶です。熟茶は茶葉に麹菌を入れて強制的に発酵させたお茶で、香り高くまろやかな味が特徴です。生茶は自然発酵させるため、製造された年月によって熟成具合が異なります。

発酵初期の段階では黄緑色でほのかな酸味がありますが、次第に褐色になってきて酸味が抜けてきます。長い年月の経った熟成物は希少価値が高くなり、何十年と熟成されたビンテージ物はワインのように高額になります。

数あるお茶の中でプーアル茶がダイエットに選ばれるワケ

プーアル茶がダイエット向きだと言われているのは、重合カテキンと没食子酸が含まれているからです。重合カテキンは、緑茶にも含まれているカテキンがパワーアップした成分です。

カテキンはポリフェノールに分類されていて、殺菌や消臭、抗酸化作用といった性質が知られています。カテキンが変化して重合カテキンになると、炭水化物の分解を抑える力が強くなるので、摂取できなかった糖質の代わりに脂肪を燃焼する効果が期待できます。

没食子酸は脂肪分解を食い止める働きがあるので、腸から吸収できなかった脂質はそのまま体外へ排出されるという訳です。プーアル茶は重合カテキンと没食子酸が一緒に摂取できるお茶なので、毎日飲むことでダイエットを強力にアシストしてくれます。

カロリー糖質ゼロだからダイエット向き!プーアル茶ダイエット

プーアル茶そのものはカロリーゼロなので、ダイエットのために毎日飲んだとしてもカロリーオーバーになる心配がありません。プーアル茶には、糖質の代謝をサポートしてくれるビタミンB1や脂質の分解に役立つビタミンB2、体内の浸透圧を調整する役割を持つカリウムが含まれています。

食事時にプーアル茶を飲むと糖質が抑えられるだけでなく、他の食べ物から摂取した糖質の吸収を抑えてくれる性質もあるので、ごはんやお菓子をつい食べ過ぎてしまうという人に向いているお茶です。

ダイエット中はある程度の糖質制限が必要になりますが、あまり厳しくしてしまうとストレスを感じてしまうので、プーアル茶を上手く利用して目標体重を目指しましょう。

ダイエット効果を最大限に引き出す飲み方

ダイエットのためにプーアル茶を飲むなら、食事と一緒に飲むことをおすすめします。糖質や脂質の吸収を抑えてくれることがプーアル茶の特徴なので、食後に飲んでしまうと既に成分を吸収しているかもしれません。

成分を吸収しないようにするという点では、食事をする前に飲んでも良さそうな気がするかもしれませんが、プーアル茶は油を流すお茶と呼ばれているだけあって、空腹だと胃腸に負担がかかってしまう可能性があります。

これはプーアル茶に含まれている酵素の影響で、胃の中が空っぽになっている時にプーアル茶を流し込むと胃壁を痛めてしまいます。ですので胃腸をいたわりながらダイエット効果を高めるなら、食事の合間に飲むことが一番です。

プーアル茶と合わせるとダイエット効果がアップする運動

プーアル茶は脂肪を消化する酵素であるリパーゼの分泌を促すと言われているので、脂肪を燃焼できる運動を組み込んでダイエットを続けてみましょう。脂肪を燃やすには体内に酸素を取り入れることが大事なので、ランニングやサイクリング、水泳といった有酸素運動をダイエット計画に入れることをおすすめします。

運動を続けることが第一の目的ですから、無理に長距離を走ったり何時間も泳いだりするようなハードな運動をしなくても大丈夫です。散歩感覚で楽しめるウォーキングや、家でもできる踏み台昇降のような運動ならマイペースに運動が続けられます。

こうした運動はハードな運動と比べると消費カロリーは少ないかもしれませんが、プーアル茶との相乗効果で効率が良いダイエットになります。

プーアル茶はリバウンドしにくいって本当?

プーアル茶を利用したダイエット方法は、食べることを我慢するダイエットと違ってリバウンドしにくい面があります。辛い食事制限を乗り越えて目標体重をクリアすると、その反動でたくさん食べてしまい、これまで摂取できなかった栄養をどんどん吸収してしまうため、その結果太りやすくなってしまうのです。

このようなリバウンドでは、ダイエット前の体重よりも増えてしまうことがあり、辛かった日々が無意味になってしまったというケースは少なくありません。プーアル茶ダイエットは成分の助けを借りて痩せようとしているので、極端に食事量を減らさなくても良いところが魅力です。

毎日適度に食べていれば、食べたいという欲望に駆られることがなく、ダイエット終了後にドカ食いする心配がなくなるので、リバウンドしにくくなります。

プーアル茶は温めるのがオススメ!ホットが良い理由

太りやすい体質の多くは、基礎代謝が落ちています。基礎代謝は何もしなくても消費しているエネルギーのことで、体温維持や呼吸をする度に消費されていきます。

一般的には基礎代謝量が多いほど消費カロリーが多くなるので痩せやすい体質と言われ、反対に基礎代謝が低いと消費カロリーが少なくなるので太りやすい体質と言われます。

基礎代謝は日々の活動量や年齢によって変化しますが、体が冷えていると基礎代謝が落ちてくるため、血行を良くして体温を高くすることはとても大事です。プーアル茶は冷やして飲むこともできますが、冷えた飲み物は体を内側から冷たくしてしまうため、基礎代謝の低下を招いてしまいます。

温かいプーアル茶なら、胃腸が温かくなって血行が促進されるので、内臓の機能が活性して代謝アップにつながります。

プーアル茶にカフェインは含まれている?副作用について

プーアル茶は、ノンカフェインではありません。カフェインには覚醒作用があるため、集中力を高めたり眠気さましをするにはちょうど良い成分ですが、その一方で副作用が心配される成分でもあります。

カフェインには中毒性があり摂り過ぎてしまうと、胃が痛くなる、不整脈や動悸が激しくなる、といった症状が出ることがあります。トイレが近くなったり神経が過敏になったりするのも、カフェインの副作用なので、大量に摂取するのは禁物です。

プーアル茶のカフェイン含有量は、生茶と熟茶では違いがあります。熟成している時間が長いほどカフェインが少なくなるので、希少なプーアル茶ほどカフェインの摂取量が抑えられます。製造から間もない生茶には、緑茶と同じくらいのカフェインが含まれています。

しかし、プーアル茶の中でも最も含有量が多いと言われる生茶でも、コーヒーと比べると低い量になり、同じ量のコーヒーの3分の1程度といったカフェイン量です。ただ、カフェインには鉄分の吸収を抑える性質があるので、貧血気味の人や妊娠中は避けた方が無難です。

ダイエット以外にも盛り沢山!プーアル茶の病気予防と健康効果

プーアル茶は糖質を抑える効果や期待できるので、血糖値が気になる人にもおすすめのお茶です。他にもLDLコレステロールを抑える働きがあると言われ、プーアル茶はメタボ対策に利用されています。

プーアル茶には酵素やカリウムが含まれていて、中国では成分的に体を温めるお茶に分類されていることから、体内の水分バランスを崩した時に発生するむくみや冷え対策に最適です。しかもプーアル茶には、アミノ酸も含まれています。

筋肉を育ててくれるバリン、ロイシン、イソロイシンや、エネルギー産出に関わっているアスパラギン酸、旨味成分であり心身をリラックスするGABAを作り出すグルタミン酸など、体の調子を整えてくれる成分も含まれています。

プーアル茶ダイエットは持続が大事!失敗しないためには

プーアル茶ダイエットは飲むだけで簡単にできるのですが、目標のスタイルに近づくためには続けることが大事です。飲み忘れをしないようにするのはもちろんですが、好みの味を見つけることもプーアル茶ダイエットを続けるための秘訣です。

プーアル茶は製造過程で茶葉を発酵させているので、物によってはカビ臭さを感じてしまうことがあります。品質が良いお茶であれば、カビ臭さを感じることなく美味しく飲めるのですが、品質が悪いとカビ臭が強くなって飲み続けることが困難になるケースもあります。

プーアル茶ダイエットを続けるには、品質管理のしっかりした茶葉を選ぶことが大事です。プーアル茶を美味しく飲むコツは、1杯目は洗茶をして茶葉に付いた汚れを落とし、2杯目に入れたプーアル茶を飲むようにします。

こうすることで1杯目のお湯で閉じていた茶葉が柔らかくなり、次にお湯に浸す時には茶葉がほぐれてくるので、プーアル茶の成分が抽出しやすくなります。