断食は何から始めればいい?続ける日数や効果は?

プチ断食というダイエット方法が一世を風靡しましたが、今でもダイエットの方法としてだけでなくデトックス効果があるとして根強い人気があります。若返りや体質改善、美肌効果など、女性に嬉しい断食の秘密と方法に迫ってみましょう。

断食にはどのようなメリットが考えられる?

断食をすると様々な効果があると言われていますが、その核となっているのがデトックスです。デトックスは解毒という意味があり、身体に溜まった毒素を排出することができると断食は考えられています。

まずは、断食によって胃腸が消化活動を休めることができ、便秘ぎみのひとなら排便が促されるという効果があります。お腹ポッコリの解消とともに、肌荒れなども解消されるでしょう。さらに食事をすることで増える活性酸素を押さえることもできると言われています。

活性酸素は適量であれば身体にとって有益な活動をしますが、ストレスや過食などで増えすぎると老化を早めたり生活習慣病になるリスクが高まるものです。ただし、断食を行うことで健康的になるためにはいくつか守るべきポイントがあります。

断食ダイエットを三つの段階に分ける理由とは

断食を行う場合、三つの段階に分けて実行する必要があります。何事にも準備が必要なように断食も身体に教えることが必要という訳です。その段階が準備期、断食本番、復食期、となります。徐々に体を断食に慣らしてから、本番を迎え、また徐々に普通の食事へと戻していく期間です。

短期間の断食ではそれぞれの段階も短くなり、長期にわたって行いたい場合はそれぞれをより長く設定する必要があります。健康的になる断食ですが、物を食べないということは決して安全なことではありません。

間違った方法や体調が万全でないと逆に健康を害する恐れがありますので、長期の断食を行う場合は必ず専門家や医師の指導、管理下の元で実践するようにしてください。

まずは体を慣らす!準備段階の過ごし方

断食の最初の段階である準備期間では、これから始まる断食に備えて胃腸を休ませる準備をします。ここをおろそかにしてしまうと、断食期間に入った時に耐えがたい空腹感に襲われることになってしまいますので注意しましょう。

胃腸を休める食事の代表はおかゆや重湯などです。ゆっくりとよく噛んで、満腹にならないようにします。刺激の強い冷たい飲み物やアルコールは避けて、あたたかいものを飲むようにします。お茶やコーヒーは空腹の胃には刺激が強く、カフェインも含まれていますので飲まないようにしましょう。

おすすめは白湯ですが、断食用のドリンクやジュースを用意している場合は説明書通りに飲用しておきます。激しい運動はぜずに、安静に過ごすようにしましょう。

体調管理は怠らない!断食本番の過ごし方

断食の本番当日は一切の固形物を取ることができません。その代わりに水分をたっぷりと取るようにしましょう。ただし、水だけではカロリーが不十分ですので、手作りの断食用ジュースやジュースクレンズ、コンブチャ、酵素ドリンクなどを飲むようにしてください。

このとき、市販のものは栄養バランスなどが考えられ、ダイエットをサポートする成分が入っていますが、手作りのものはそれがありませんので、ビタミン剤を入れるなどレシピに工夫をしましょう。

温度は常温に戻し、一度にたくさん飲むのではなく、3時間ごとに少しずつ飲むようにします。1日で飲む量はジュースで1.5l、他に水分を1lほど取ります。断食期は安静に過ごすようにしましょう。

焦りは禁物!回復段階の過ごし方

目標の断食期間が終わったら、我慢したものを思いっきり食べたい。という気持ちは分かりますが、復食期をしっかりと取らないと胃痛やリバウンドの原因になりますので気を付けましょう。

復食期は準備期間と同じように、おかゆや重湯をゆっくりと食べるところから始めましょう。段々軽くしていく準備期間とは逆に、徐々に普通の食事に戻していくように食事内容を考えます。最初からたくさん食べようとせずに休みながら食べ進め、お腹がいっぱいいならないようにしてください。

せっかく小さくなった胃がまた大きくなってしまう恐れがあります。少なくとも24時間は復食期に当て、その後も脂っこい食事や消化に悪いもの、食べ過ぎなどにはくれぐれも気を付けてください。

いきなり長期間は避けよう!断食の日数とは

最も始めやすい断食の日数は週末の3日間を使ったプチ断食です。金曜日を準備期、土曜日を断食本番、日曜日を復食期として行う方法が最も簡単で安全な方法です。週末を選ぶのは、仕事や学校が休みになるため、安静に過ごしやすいという点があげられます。

より長く断食を行う場合は、専門のトレーナーなどが管理する元で慎重に取り進める必要があります。身体にとっては負担の大きい断食は、やみくもに実行することで痩せにくい身体にしてしまう恐れもあります。

体重を落とすための断食が病気の原因になっては本末転倒です。正しい方法で、安全に執り行うことが最も大切ですので、軽い気持ちで始めたりせずに、断食の方法や注意点をしっかりと学んでから実行に移すようにしてください。

断食ダイエット中に気を付けるべきこと

断食ダイエット中に気を付けなければいけないことは、体調の変化に敏感になるということです。低血糖状態が長く続くと、人によっては立ちくらみやめまい、頭痛などの症状が起きることがあります。安静にしていれば問題ないものですが、意識を失ってしまうような場合もないとは言い切れません。

不調を感じた時は、我慢しすぎずに断食を中止することも大事です。特に入浴中は転倒などによるけがなども起きやすくなりますので、断食中の長風呂は避け、足元に注意するようにしましょう。ダイエットに欠かせない運動も断食中は厳禁です。

断食をしていると体が軽くなり活力が沸いてくる人も中にはいますが、体力を使う運動は思わぬ事故につながる場合もありますので、安静にしておきましょう。

断食ダイエットを薦められない人とは

断食は誰にでも薦められるダイエット法、健康法ではありません。体調の悪いときはもちろん、体力に自信がない人も時期を待つ必要があります。特に糖尿病などの持病がある人、妊娠中や授乳中の女性なども禁忌になります。

健康に自信がある人でも体調を崩す危険性があることを十分承知しておかなければいけません。若い女性の痩せ信仰から、ダイエットの必要のない人までも断食にチャレンジしてしまうことがあります。

成長期の子供にはきちんと栄養を取ることが大切ですので、断食はやめておきましょう。断食は痩せることよりも痩せやすい体質、健康的な体質を作ることを目的に行うものなので、断食だけで痩せたい、と思っている人にもお薦めできません。

手軽なものから本格的なものまで断食の種類

手軽な断食にはプチ断食がありますが、手作りジュースを使ったものや市販のドリンクを使ったものまでいろいろな方法が存在します。個人で行う場合はプチ断食が限度になりますが、パーソナルトレーナーに指導してもらえたり、栄養士の指導のもと行える断食道場など本格的なものも存在します。

期間も10日間や1ヶ月、3カ月など長期にわたるものがあり、長くなる分効果は高くなるもののリスクも大きくなります。

断食と言っても一切のカロリーを摂取しないということではありませんので、生命維持に必要な栄養をしっかりと摂取できることが大前提になります。長期の断食に挑戦する場合は信頼のおける管理士の元できめ細かい指導が受けられるかを確認しましょう。

断食ダイエット後のリバウンド対策には!

プチ断食でも平均して2、3㎏の減量を見込めますが、断食が終了するともとに戻ってしまうことが多々あります。もともと断食で減った体重というのは水分や便秘解消によるものが大きいので、根本的な「痩せた」ということにはつながらないのが現実です。

さらに断食をしていた分、その後の食事でとった栄養分を吸収しやすくなっていますので、食べたものによってはすぐにリバウンドしてしまう原因になります。リバウンド対策には、何よりも食べ過ぎないことと食事管理以外にはありません。

断食後は胃も小さくなっていますので、以前のように食べることはやめてヘルシーな食事を心がけましょう。また、定期的に断食を行うことで身体をリセットすることも賢い方法です。