小麦製品を食べないグルテンフリーダイエットの魅力に迫る!

食べながら痩せられると話題になっているグルテンフリーダイエットは、今までのやり方とは違ったダイエット方法です。欧米では既に浸透しているため、グルテンフリーの食材を扱うお店もあります。国内でも注目されているグルテンフリーダイエットですが、体にどのような影響を与えるのでしょうか。

グルテンフリーってそもそも何なの?

グルテンとは小麦などの穀物に含まれているタンパク質のことで、水を含むと粘り気が出るという特性があります。現代の食生活では、小麦粉を材料としている食品を日常的に消費しています。

スーパーやレストランに行けば、小麦粉を使ったパンやパスタ、クッキーやケーキなどがあり、たくさんの小麦製品に囲まれています。グルテンフリーは、小麦粉やライ麦といった材料を使用していない食品のことで、グルテンが入っていません。

小麦粉が欠かせないパンやパスタにもグルテンフリーは存在していて、米粉やコーンスターチといった材料を小麦粉の代わりに使っています。グルテンフリーダイエットとはグルテンを摂取しないダイエット方法になり、健康的に痩せられることから美容にこだわる人達から注目されています。

グルテンフリーダイエットでどうして痩せることができる?

グルテンフリーがダイエットに良い理由は、グルテンに含まれているグリアジンが関係しています。グリアジンは食欲を増進させると言われていて、体内で分解されたグリアジンは小麦ポリペプチドとなります。

この物質は脳に満足感を与える働きがあるため、食べた後には小麦がもっと欲しくなり、パンやお菓子といった小麦を使った食品をたくさん食べてしまうのです。

そして小麦にはアミロペクチンというでんぷんが含まれているため、食べ過ぎると血糖値の上昇を招きます。糖質はエネルギーに変換されますが、使い切れなかった分は脂肪となって蓄積されるので、太りやすい体になってしまいます。

グルテンフリー食品を食べていると、グリアジンやアミロペクチンを摂取しなくなるので、無理をしないで痩せやすい体質が目指せます。

グルテンフリーダイエットで失敗しないための正しい方法って?

効率良くグルテンフリーダイエットをするためには、正しいやり方で始めましょう。このダイエットはグルテンが含まれていない食品を食べれば良いだけなので、小麦を使った食品はなるべく食べないようにします。

洋食は小麦を使っている料理が多いので、食事を和食に切り替えることでグルテンフリーダイエットが実践しやすくなります。しかし天ぷらの衣やドレッシングのような、小麦を使っていることが分かりにくい食品もあるので、気を付けていてもうっかり食べてしまうこともあります。

アレルギーを持っている人だったら大変なことになりますが、ダイエットの場合はそれ程警戒しなくても良いので、食品選びを厳密にしてストレスをため込んでしまうよりも、「多少は食べてしまったとしても仕方がない」位の大らかな気持ちでグルテンフリーダイエットを続けていきましょう。

グルテンフリーダイエットで得ることができる効果効能とは?

グルテンフリーダイエットは食欲を抑える効果が期待できるので、食事量を調整しやすくなりカロリーを計画的に摂取できるようになります。1日の摂取カロリーを減らせればダイエット効果が高まり、目標をクリアしやすくなります。

血糖値の上昇を抑えることも、ダイエット成功のカギを握っています。糖質が多いと血糖値を下げるためのインシュリンが分泌されて、脂肪の分解を抑えてため込もうとするので、ダイエット中には糖質は制限しておきたい成分の一つです。

グルテンフリーの生活を続けていると、糖化や炎症を起こす成分を摂取することがなくなるので、細胞の活性化に繋がります。体内のタンパク質が糖質と結びつく糖化は細胞の老化を早めてしまうので、グルテンフリーは抗糖化にも最適です。

ダイエット中には運動も行った方が良い!

グルテンフリーダイエットは食べて痩せる方法なので、ダイエットをしている間は運動をした方が効率的です。1日の摂取カロリーを減らしていくため、今後脂肪が増える可能性は低くなりますが、付いてしまった脂肪を燃焼する効果はありません。

現状維持で良いのであれば運動は必要ないかもしれませんが、ウエストや太ももの脂肪を減らしたい場合には、運動によって消費エネルギーを高めると脂肪が燃焼しやすくなります。

ダイエット中の運動ですが、筋肉が多い方が消費エネルギーが増えるので、まずは簡単な筋トレで体をほぐしてから、水泳やランニングなどの有酸素運動を始めると効果的なダイエットになります。筋トレと有酸素運動の順番を逆にすると、筋肉を育てる成長ホルモンの分泌が減少するので、必ず筋トレから先に始めましょう。

ダイエット効果が現れるまでには一か月以上はかかる!

食べ物から摂取した栄養が、体に吸収されて十分に機能するまでには時間が必要です。短期集中型のダイエットは一気に体重が落ちることもありますが、その分リバウンドする可能性が高いのも事実です。

グルテンフリーダイエットはリバウンドが少ないのですが、短期間で急激に体重が減ることはありません。一か月以上経たないとダイエットの効果を実感するのは難しいので、ダイエットの期限を決めない方が実行しやすくなります。

グルテンフリーダイエットは体に無理をさせない方法なので、食べないダイエットの一か月と違ってそれほど長いとは思わないかもしれません。グルテンを摂取しないようにして体質を変えていくという目的もあるので、長く続けるほど効果が出てくるダイエット方法です。

グルテンが含まれている食材と含まれていない食材

グルテンが含まれているのは、小麦やライ麦を使った食材です。パン、パスタ、ピザ、うどん、素麺、焼そば、お好み焼き、たこ焼き、ドーナツ、マフィンなどに入っています。

カレーのルー、揚げ物の衣やハンバーグのつなぎ、餃子の皮、ビール、ドレッシング、醤油など思わず見逃してしまいそうな食品にも含まれているので、原材料をチェックしてみましょう。

グルテンが含まれていない食材には、米、とうもろこし、アマランサス、そば粉、片栗粉、豆類、卵、野菜、果物、ナッツ、ワイン、日本酒などがあります。食品添加物には小麦が入っている場合があるので、手作りをしたり、GFCO認証を受けたグルテンフリー食品を選んでみましょう。

国内でもグルテンフリーの食品を扱うショップが増えてきて通販でも入手できるので、そういった食材を使うと安心です。

グルテンフリーダイエット中にやってはいけないこととは?

グルテンフリーダイエットは、極端に体重を減らすダイエットではありません。ダイエットを始めてから何度も体重を測定していても、1日毎に体重が減っていくことはないので、数字にばかり注目しているとダイエットを挫折するきっかけになってしまいます。

体重はあまり減っていないけれど体の調子が良くなったという人もいるので、グルテンフリーで健康的な体作りを目指しましょう。そして、グルテンフリーダイエットと同時に糖質制限をするのも気を付けたい点です。

摂取する糖質がぐんと減ると活動に必要なエネルギーも減ってしまうため、疲れやすくなり集中力が低下してくることがあります。糖質はタンパク質や脂質と並ぶ三大栄養素の一つであり、体の機能を維持するのに必要な成分なので、グルテンを取らないように注意しながら、体に必要な栄養はきちんと摂取しましょう。

グルテンを含んでいないからといって食べ過ぎは禁物!

グルテンフリーダイエットは、食事を抜くダイエット方法ではないので空腹感を感じないところが魅力です。米はグルテンフリーダイエットをする上で欠かせない存在ですが、グルテンが含まれていないからといって食べ過ぎるのは良くありません。

お米は糖質をたっぷり含んでいるので、たくさん食べると太る原因になってしまいます。グルテンフリーダイエットで食べられる食品は意外と多く、乳製品や卵、麦芽を使用していないビールなどは口にしても問題ありません。

ただし、あくまでもグルテンが入っていないから大丈夫というだけであって、食べても太らないという意味ではありません。グルテンフリーダイエットを成功させるには、自主的に食べる量を調整することも大切です。

グルテン食品をまったく食べないのも身体に悪い!

グルテンは、蕎麦のようにアレルギー反応を引き起こす可能性のある成分です。そのためグルテンを食べなくても問題はありませんが、小麦には炭水化物やタンパク質、ミネラルなどの成分も含まれています。

小麦を食べないとそれらの成分も摂取できなくなるので、グルテンフリーダイエットをするには、別の食品から炭水化物やタンパク質、ミネラルを摂取しておきましょう。

ケーキやクッキーなどのグルテン食品を食べたくなった時は、少しだけ食べるというのもダイエットを長続きさせる秘訣です。我慢しすぎてストレスが溜まる方が体には良くありません。

大半のスイーツは小麦粉を使用していますが、アーモンドパウダーや米粉、葛粉を材料にしているスイーツも登場しているので、上手く利用してグルテンフリーダイエットをしましょう。