お腹にたっぷりと脂肪が蓄積された状態、これは見た目にも悪いですし早めにダイエットに取り組むのがベストです。お腹ダイエットには食生活や生活習慣の改善がポイントになってきます。運動や食事制限と組み合わせることで着実に成果をあげることも可能です。
目次
お腹に贅肉がつきやすいのはなぜ？
そもそも、お腹に脂肪がつきやすいのはなぜなのでしょうか。それは人によって多少の違いはあるものの、血行不良やむくみ、冷えなどが関係していることがあります。
具体的にあげれば、お腹周りの筋力が低下することによって、皮膚のたるみや血行不良を引き起こします。血液の流れが悪くなればその分、体の中に老廃物がたまりやすくなりますし、余分な水分もとどまることになります。
結果的に脂肪も蓄積されやすくなり、プラスαで老廃物と脂肪とが複雑に絡み合ってできるセルライトの発生も危惧されます。お腹に脂肪がつきやすいのはそれだけ筋力が低下しやすい場所だから、日常生活で腹筋や背筋を鍛える機会がない人であれば尚のこと、注意が必要になってきます。
日頃の悪習慣もポッコリお腹の原因！こんな人は要注意
先に挙げた理由の他にも、お腹周りがポッコリしてしまうのには原因があります。それが食生活の乱れによる腸内環境の悪化です。不規則な食生活、特に外食が多く脂質や糖質ばかりを摂っているという人は注意が必要です。
というのも、日ごろからあまりに胃腸に負担が大きい食事ばかりをとっていると自然とその機能が弱まっていきます。結果として便秘や下痢などの症状もあらわれやすくなりますし、胃腸の機能が低下することで代謝も悪くなっていきます。
お腹周りがポッコリしているということは便がただたまっているだけではなく、代謝が悪くなっていることでその周辺に老廃物や脂肪が蓄積されていることが考えられるわけです。ダイエットのためにはまず、この腸内環境を改善していくことが大切になってきます。
諦めてない？お腹についた脂肪は落とせます！お腹ダイエット法
お腹周りについた脂肪は一度ついてしまうと解消するのが難しい、そう思っている人も中にはいるでしょう。確かに、セルライトのように一度ついてしまうと通常の食事制限や運動では解消できないものもあります。ですが、ただ単に胃腸の調子が悪い場合であれば食生活の改善だけでも十分な効果が得られます。
また、腹筋や背筋を鍛えてお腹周りの血行、リンパの流れを良くしていくことが出来れば自然と代謝はアップしてダイエット効果も得られることになります。もちろん、この場合には適度な筋トレ、運動を続ける必要がありますが、長く続ければ続けるほどその効果は高くなっていきます。
セルライトが残っている場合でもそれに適したマッサージを施すことで十分に対処は可能です。まずは自分のお腹周りの状態をチェックして、どの方法が自分には合っているのか把握することが大切です。
ストレッチで代謝を上げて脂肪を落とす！
簡単なストレッチだけでも、代謝をアップさせていくことが出来ます。もちろん、効率的に代謝をアップさせていくためには筋肉をつけていくのがベストですが、そうなると継続的な筋トレが必須となります。この筋トレが苦痛に感じてしまう人も中にはいるため、まずは簡単なストレッチからはじめていくといいでしょう。
ストレッチの具体的な方法について、まずは動画を見ながらその動きをまねていくのがおすすめです。言葉で説明を受けるよりも、実際に動きを見て真似をする方が確実です。また、ストレッチの際には呼吸法に注意することでその効果をより高めていくことも可能です。
ゆっくり息を吸っていく、吐いていく、お腹に意識を集中しながら呼吸することで自然とインナーマッスルを鍛え、同時にストレッチとの相乗効果も期待できるようになるわけです。
ドローインでポッコリお腹を解消！
呼吸法の他にも手軽でお腹周りの贅肉に効果のあるものがあります。それがドローインというトレーニングです。
ドローインは姿勢を良くした状態でゆっくりをした呼吸をすることから始めていきます。息をゆっくりと吸っていき、吐くタイミングでお腹と背中をくっつけるように筋肉を動かしていきます。たったこれだけの動作ですが、何度も繰り返すことで普段は使わないインナーマッスルを鍛えていくことが出来ます。
ポッコリお腹にかんしても、このドローインを続けることで効果があらわれます。さすがに1回や2回トレーニングをしたからといってすぐに変化があらわれるものではありませんが、1週間、2週間と期間が長引けば長引くほど、その成果は実感できるようになります。
筋トレでお腹回りをキュッと引き締める！
純粋な筋トレで腹筋や背筋を鍛えていくのもおすすめです。そもそも、先に挙げたような簡単なトレーニングは効果は確かにありますが、本格的な筋トレに比べるとやはり劣ります。筋トレはつらいものばかりと思って嫌煙している人も中にはいるでしょうが、中には一日数分でも十分な効果が得られるものもあります。
まずは短時間から始められる初心者向けの筋トレから始めていくのがおすすめです。ただの腹筋、背筋のトレーニングにしても、少しずつ患部に負荷をかける動きをすることで、ダイエット特有のストレスもなくなります。それこそ、翌日の筋肉痛など運動嫌いの人が憂鬱になる要素もなくなるので、長く続けるダイエットにはおすすめになってきます。
フラフープでお腹の脂肪を退治！
シンプルな筋トレの他にも、楽しみながらお腹周りの脂肪を燃焼する方法としてフラフープが挙げられます。フラフープはお腹周りの筋肉をダイレクトに鍛えることができますし、筋トレほどつらい動きもありません。フラフープはどちらかといえば有酸素運動に分類されるため、同じような動きを長く続けることで脂肪燃焼効果を高めることが出来ます。
無理をするのは禁物ではありますが、フラフープを始める際にはできるだけ長くその動きを続けられるように気を遣っていくといいでしょう。そして適度な筋トレと組み合わせていくことによって、体全体の代謝をアップさせていくことが出来るのがフラフープなど有酸素運動の魅力でもあります。効果を重視するのであればこうした点もしっかり押さえておくといいでしょう。
お腹に脂肪を溜めこまない習慣とは
そもそもお腹に脂肪をため込まないために注意しておきたいのが、消費カロリーと摂取カロリーのバランスです。摂取カロリーが多少多くなっても運動や筋トレで消費カロリーを稼ぐことが出来ていれば問題はありません。ですが、摂取したカロリーを十分に消費しきれていない場合にはその残った分がそのまま脂肪となって蓄積されてしまうことになります。
代謝が良ければ多少カバーできる部分もありますが、これも運動不足や生活習慣の乱れによって悪化していては肥満に拍車をかけることになります。
これがお腹周りがポッコリする要因にもなるため、まずは食生活の見直し、生活習慣の改善から始めていくのがいいでしょう。まだお腹がポッコリするまで太っていないという人であればまだ間に合うこともあります。生活習慣を見直して脂肪がたまりにくい、つまりは代謝に優れた体質を実現させることがお腹ポッコリ防止につながっていきます。
脂肪燃焼に効果的な食事メニュー
脂肪燃焼に効果的な食事のメニューとして、野菜中心、特に胃腸の機能を活性化させる効果のある食材を積極的に取り入れていくのがおすすめです。というのも、野菜を多く取る食事であれば胃腸の調子はおのずと良くなっていきます。便秘や下痢の症状が改善されるだけでなく、消化のスピードも上がり代謝も上がっていくことになります。
ダイエットと腸内環境は一見すると関係ないように思われるかもしれませんが、実際は深く関係しあっています。今回の場合も代謝アップ、脂肪燃焼のしやすい体になるために腸内環境を改善する食事が欠かせないというわけです。
脂肪燃焼を促す唐辛子成分やカフェインなどももちろん重要にはなってきますが、まずは胃腸の機能を活性化させていくことから始めていきましょう。
お腹ダイエットを続ける為の心構え！
お腹周りのダイエットを続ける上で大切になってくるのは、どんなにダイエットがつらくてもまずは運動や食事管理を続けるということです。お腹周りは特に、太りやすい部位としても知られています。ちょっとした油断で食事を多くとってしまったり、運動をさぼってしまえば、それがダイレクトに影響してくることになるわけです。
とはいえ、ダイエットを続けているとストレスが溜まってどうしようもないときは出てきます。そういったケースに陥らないために、最初から無理をしない事も大切です。痩せたい気持ちが強いのはいいことですが、そのために最初からハイペースでダイエットに取り組んでいてはその分後がきつくなります。
無理をせず、自分のペースで長く細くダイエットを続けていくこと、これが大切なポイントになってくるわけです。
