高タンパク質食品でゆるやかダイエット

大豆製品はともかく、肉や魚はダイエットを意識するならどちらも控えなければならない食品。しかしながら、これらの食品を中心に摂取し健康的に痩せることができる、そんな夢のような方法があります。注目の高タンパク質ダイエットです。

1日に必要なタンパク質の量は

厚生労働省は1日に必要な食事摂取基準というのを定めており、日本人が摂らなければならないエネルギー・栄養素の基準値というのが年齢・性別に合わせて決まっています。その中で、タンパク質はダイエットを考える18歳から29歳くらいの女性であれば推奨量は1日50gとなっているのです。

年齢が上がるにつれて推奨量は上がっていきますが、10代の若者が最もしっかりと摂らなければならない推奨量のピークで、20歳前後からお年寄りまではそれよりももう少し少なくても十分なのです。

小さい頃は男女に差はありませんが、やがて男性の方が身体も大きくエネルギーを多く使用するようになることから、男性の方が女性よりも必要とされる量は多くなります。

カラダに必要なたんぱく質とは

とはいえ、これはできれば摂って欲しいという推奨する量であって、それよりも少なめでも十分身体は機能します。目標量というのもあり、18から29歳の女性の場合は13から20gは最低でも摂るように言われています。ただ、妊娠や授乳時期には赤ちゃんに栄養が摂られるためもう少し多くの量が必要です。

普通のダイエットであれば目標量を摂取するようにすればよいでしょう。ただそれ以上に極端に減らしてしまうことで身体にさまざまな不具合が出てきてしまうのです。ストレスも溜まってしまいます。

その結果、リバウンドにつながってしまうというわけです。納豆を1パック食べるだけでも12.4g取れます。目標量は意外と簡単に手に入れることができ、それ以上に減らすのはかなり大変なのです。

高タンパク質ダイエットのメリットは

その点、高たんぱく質ダイエットはストレスや我慢が必要ありません。リバウンドしにくいというメリットがあるのです。たとえダイエットが成功したとしても頑張ってきた自分にご褒美をと我慢していたものを食べてあっという間にもとの体重にという心配もないのです。

制限しなければならないものが少ないですし、大好きなお肉が食べられるのですから毎日ご褒美をもらってそれでいてスタイルが良くなっているようなものです。今までのダイエットのような悲壮感はないのです。

タンパク質は腹持ちがよくて満腹感が得られるため、食事の前後もお腹がすいて困るということはありません。まさに女性の味方というべきダイエット方法、それが高タンパク質ダイエットというわけです。

タンパク質の摂取が少ないと意外なデメリットが

タンパク質は筋肉や臓器・遺伝子など身体の中のあらゆる部分で必要とされています。そのため摂取が少ないとさまざまなトラブルが起こります。

筋肉量が少なくなるので基礎代謝の量が減り、実は太りやすくなってしまいます。美しい髪の毛やお肌を保つことができなくなります。集中力や思考力が低下してしまうので仕事や勉強にも影響が出てくるのです。

痩せるためにと頑張って制限しているのに、逆に太ってしまい顔も髪の毛もボロボロになってしまい、しかも仕事で失敗してばかりで叱られたり成績が落ちてしまったり、そんなダイエット方法が成功とはとても言えません。タンパク質は身体にとって必要なもの。不要に減らしてしまうのはやめた方がよいのです。

高タンパク質で低カロリーを心がけよう

タンパク質がないと困るということは分かっても、やはりダイエット中に食べるのには勇気がいるもの。それならタンパク質量は多く、それでいて低カロリーな食品を摂るようにしましょう。ただ単に何の制限もなく食べ続けるというのではなく、そういった食品を中心に食べる、それが本当の高タンパク質ダイエットです。

たとえば鶏胸肉を皮を外して食べる、豚や牛肉の赤身を中心に食べる、鮭やマグロの赤身などの魚介類もおすすめです。特に鮭はアスキタキサンチンという成分が抗酸化作用がありアンチエイジングに効果的です。免疫力向上や動脈硬化予防・抗がん作用もあります。低カロリーとは言えませんが、卵も高タンパク質でおすすめです。量を考えながら摂取しましょう。

高タンパク質ダイエットならリバウンドが少なく続けやすい

鳥胸肉というとパサパサしたイメージがありますが、調理法を工夫すれば十分おいしくいただけます。豚肉や牛肉も大丈夫なのですから、ダイエット中でも友人との焼肉に誘われても断る必要がないのです。

肉だけでなくお魚も食べられるとなるとお料理のレパートリーが広がり、ダイエットメニュー続きで飽きてしまうなんてこともありません。ダイエットにありがちな食事制限によるリバウンドというのは少なく、続けやすいのです。鳥胸肉を中心ならおさいふにもやさしいダイエットとなります。

高いお値段のダイエット食品を買ってきておいしくもないのに食べ続けなければならない、そんな苦行ともおさらばです。毎日の食事をおいしく食べることができます。

高タンパク質食事制限の安全なやり方

安くてカロリーも低くてということで鳥胸肉ばかり食べていればよいというわけでもありません。牛肉が好きで、それを毎日食べていられるからこのダイエット方法を選んだ、というのもよくはありません。タンパク源もそれぞれの食品ごとに含まれる栄養が異なります。

高タンパク質食品としてどういったものがあるのかを意識し、それらをバランスよく摂取するようにしましょう。できれば動物性のタンパク質と植物性のタンパク質は摂取量を1:1にするようにし、どちらか一方に偏ってしまうことがないようにしましょう。脂肪分の取りすぎは、やはり太ってしまいます。赤身を中心に、低カロリーでいて高タンパク質のものを選ぶように心がけてください。

高タンパク質ダイエットで美しいボディを

普通のダイエットだと、食事を我慢し、更にはお菓子も我慢してとにかく我慢で目標体重にたどり着けたら一気に食事を解禁。そしてまたもとの体重に戻るどころかそれ以上に太ってしまっているのではないでしょうか。

高タンパク質ダイエットなら好きなものを我慢しなくてもよいのです。それに高タンパク質の食事は腹持ちが良く満腹感が続きます。不満足な三度の食事でついつい間食を食べてしまうのと違って、一食一食が満足していて次の食事までの間も満足感が続いているので結果的に間食の回数や量も減っていくでしょう。

余計なものを食べず規則正しい食生活を続けているからこそ理想の美しいボディが手に入るのです。髪の毛やお肌も美しく健康的なダイエットです。

簡単で食べやすい高タンパク質の食材は

動物性と植物性、2つのタンパク質を意識しましょう。動物性タンパク質なら鳥胸肉や赤身のお肉たち・魚がおすすめです。そこに大豆食品などの植物性タンパク質をプラスすればよいのですから、肉や魚のメインとお豆腐や納豆・味噌汁など、そしてお野菜を付け合せればバランスよく、それでいてダイエットにも最適な高タンパク質ダイエットメニューが完成です。

ただ、そんな献立を毎日続けるのもストレスだというのであれば、時にはタンパク質のサプリメントを取り入れてもよいでしょう。プロテインがおすすめです。プロテインとはタンパク質を粉末状に加工したものなのです。筋肉を作るために男性が飲むものというイメージが強いですが、副作用の心配がなく効率よくタンパク質が取れるので女性にもおすすめです。

食事制限と運動を組み合わせてダイエットしよう

プロテインも取り入れるなら、せっかくなら運動も組み合わせればより効率的にメリハリボディーは手に入ります。無理に頑張らなくても、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動でよいのです。筋肉を鍛えることで更に基礎代謝量は高まります。

普段の家事だけでも十分にエネルギー消費が可能となりますし、より健康的にやせることができるでしょう。タンパク質は筋肉の元です。せっかくしっかり摂るのなら、有効活用してやりましょう。

運動をしても痩せなかったという方も、運動と食事制限を組み合わせることでより効率よく体重を減らしていくことができるはずです。我慢はしたくない、ストレスは溜めたくない、食べることが大好き、というあなたにおすすめダイエット法です。