ダイエット中だからといって麺を我慢しない!!

ダイエット中、無性に麺類が食べたくなる人はいませんか?喉越しの良い麺類はついつい多く食べ過ぎてしまうため、あえて控えようとしても、ダイエットを意識していると逆に欲してしまう事が多いものです。それならば我慢せずに、積極的に美味しく食べて痩せる工夫をしていきましょう。

ダイエット中に麺がなぜダメなのか

そもそも、ダイエット中に麺類を禁止する意味がどこにあるのでしょうか?ダイエットの基本は炭水化物を控え、高タンパクに低脂肪そして低糖質と言われています。確かに炭水化物は太りやすいと実感している人も多いものですが、完全に炭水化物を抜いてしまうのもオススメ出来ません。

ダイエット中に麺が良くないと言われる理由は、喉越しの良い食べやすさ故に、必要以上の量を摂取してしまうところです。一人前の量で見てみると、茶碗一杯のご飯は200kcal前後ですが、うどんやそば、ラーメンやパスタなどの麺類はそれ以上のカロリーになります。

つまり一人前という量であっても、カロリーの観点から見れば高カロリーとなります。しかもスープやソース、そしてトッピングなどを合わせると、更にカロリーだけでなく油脂分なども増量してしまう事になり、ダイエット向きではないと判断されます。

ダイエット中に太りにくい麺はどれ

麺類は、ダイエットには向かないと一般的には思われているようですが、食べ方や調理の仕方を工夫する事で、逆にダイエット向きなメニューとなる場合があります。特にダイエット中に食べても安心なのは、うどんやそばにパスタ麺です。逆に避けたほうが良い麺は、即席麺のフライ麺や、カップ麺などです。

特にカップタイプの焼きそばは高カロリーなため、ダイエット中は避ける方が良いでしょう。麺類を食べてダイエットを行うならば、油でコーティングされていない、ノンフライ製法の麺や生麺タイプがオススメです。

焼きそばならばカップや即席麺タイプではなく、生麺を使うタイプが良いでしょう。インスタント系ではない、自分で調理するタイプの麺であれば、比較的カロリーコントロールが可能なためダイエット向きです。

どうしても我慢が出来ない人は炭水化物中毒の可能性も

ダイエット中なため麺類を避ける人もいますが、完全に麺抜きする必要はありません。ただし食べる量を我慢出来ずに、大量に食べてしまいがちの人は要注意です。ダイエット中は程よい量の麺を楽しむ感覚を自覚して持たなければなりません。

そのコントロールが出来ず、食べだしたら止まらないというタイプの人は、炭水化物中毒という炭水化物依存症かもしれません。常にご飯やパン、麺類などの炭水化物を摂取しないと気分が落ち着かない、また、少しの量で我慢できず、常に大量の炭水化物を食べてしまうなどの症状がある場合は中毒や依存状態になっている可能性があります。

薬物と炭水化物は脳の同じ部分に刺激を与える事が、依存症の研究によって発表されています。つまり炭水化物を常に摂取する事で脳に安定感をもたらしますが、それが欠如すると不安感や焦燥感をあおり、コントロールが効かなくなるという事です。

ダイエット中の麺の食べ方

炭水化物中毒の場合は、栄養摂取の根本的な治療が必要になってきますが、食事をきちんとコントロール出来る人なら、毎日の食生活でレシピや食べ方を工夫する事で、ダイエット向きの麺類を楽しむ事が可能です。ダイエット中は、大量に食べるという行為は避ける必要があります。

そのため、麺類も通常の一人前の量より少なめにします。その代わり、麺を減らした分、肉や魚などのたんぱく質や、野菜の食物繊維をたっぷりと使い、具沢山の麺類に仕上げます。そうする事で見た目もボリューム感があり、栄養のバランスも整います。また野菜で具をカサ増しする事で満腹感をきちんと感じられ、その結果余計な炭水化物を取る必要が無くなる効果もあります。

食べるときにはトッピングとスープに気を付けよう

特にダイエット中の麺類は量だけでなく、麺に合わせるトッピングやスープにも、多少の気遣いが必要になります。コッテリした背脂などが売りの家系ラーメンの場合は、背脂の溶けたスープを全て飲み干すのは避けるべきです。うどんやそばなどは、揚げ物のトッピングには気を遣う必要があります。

またパスタの場合は、ペペロンチーノのようなシンプルに見えてもオイルがタップリというスタイルには注意してください。そして、それらの全てに共通するのがスープなどの塩分です。麺類の塩分の量はとても多い事が分かっています。

それらを全て体に入れる事で塩分過多となり、体のむくみを誘発します。高血圧の人の場合は特に塩分には気をつけなければなりません。ダイエットでも、塩分は気をつけるべき要因の一つとされています。

麺の調理法で変わる場合もある

健康的なダイエット向きな麺を楽しむならば、調理の方法を工夫するのが一番です。即席麺は、フライ製法によって油でコーティングされているので、なるべく避けるべきですが、時間のない人にとっては有難い存在でもあります。そのため即席麺を使うなら、一度茹でたお湯は全て捨て、スープは綺麗なお湯を使ってさっぱりと仕上げます。

焼きそばなどの生麺の場合は、一度お湯をかけて麺表面の油分を取り除きます。またパスタの場合はオリーブオイルとの乳化が美味しさの秘密なので、完全に取り除くのは難しいですが、オイルで和えるのではなく、必要なソースの量をかけるという形にすると、カロリーダウンに繋がります。もちろん麺の量を控えめにする事は、忘れないようにして下さい。

代替え麺なら炭水化物を気にしなくてもすむ

ダイエット中、麺の量を減らして食べるのではなく、ガッツリと麺を食べた気になりたい、という事もあるかもしれません。確かに麺の量を減らすと、お腹いっぱいという気分にはなれないのも事実です。そんな場合は、代替え麺を使ってお腹を膨らませてみましょう。

代替え麺とは、基本の麺の素材ではなく、カロリーオフとなるように作られた、麺もどきです。こんにゃくを使ったこんにゃく麺や、大豆のみで作られた大豆麺。おからとこんにゃくで作られた麺に、シンプルな豆腐麺もあります。

また小麦アレルギーがある人に嬉しいキビ麺などもあり、メーカーの企業努力によって多くのタイプの代替え麺が作られています。代替えと似ている意味で使われる事が多いのが、えのきです。野菜では、大根やズッキーニなどを細く千切りにして使われる事もあります。

麺無しで気分だけで満足しよう

さらに麺無しで、麺類を食べている気分を味わいながらカロリーカットをする事も可能です。つまりスープやトッピングを工夫して作り、それを麺無しで食べるという荒業とも言えるべき方法です。

麺が無ければ、スープやトッピングは意味無いのでは?と感じるかもしれませんが、ラーメンなどのスープはそれだけで味わい深く、野菜やチャーシューに卵などのたんぱく質のトッピングだけを味わう事で、ラーメンを食べた気になります。

食物繊維と水分とたんぱく質で栄養素は完璧であり、炭水化物を抜いた分ダイエット効果は大きくなるでしょう。ただし、毎回この形をとると、突然麺の炭水化物を大量に食べたくなってしまう事もあるので、たまには適量の麺を楽しむと気分も落ち着きます。

ヘルシーな麺のレシピ

ダイエット中にオススメしたい麺のレシピは、パスタ系です。パスタの炭水化物はエネルギーになりやすく、日中活動期にカロリーを消費しやすいという利点があります。ランチなどにパスタを使った料理を食べると、その後の活動をしっかり支えてくれます。

簡単で美味しいダイエット向きのレシピとしては、シンプルなトマトを使ったパスタがオススメです。フライパンにニンニクのみじん切りと鷹の爪をオリーブオイルで熱し、香りが出てきたら、玉ねぎのみじん切りを加えて炒めます。

そこにトマトのホール缶詰を崩しながら入れ、香りを出すベイリーフ、白ワインを少量加えて煮詰めます。旨味を引き出すため少量の砂糖を加え、コンソメスープと塩、コショウを入れて更に煮詰めて出来上がりです。適量のパスタにバターを少しだけ加えて絡め風味をプラスし、トマトソースをかけます。トッピングにはツナをのせると良いでしょう。冷やして冷製パスタにしても美味しいです。

どうしても食べたいなら我慢しないで!ストレスを溜めないことが優先

お手製のツナのトマトソースのパスタは誰でも作る事が出来ますし、パスタにつけた少量のバターの風味がトマトソースと良く合います。ツナのたんぱく質でバランスも整いますし、何より美味しさで満足感を得られます。

ただ、このように手作りしたり、代替え麺を使って調理したりとダイエットの為に工夫していても、どうしても食べたいと思う事もあります。そのような時は、いっその事、一番好きな麺料理を心置きなく食べてしまいましょう。カロリーなどは気にせずに、楽しんで食べる事でストレス解消になります。

ただし、それを何度も繰り返すのだけは気をつけます。普段は節制して管理し、たまに頑張っている自分にご褒美として、好きな麺料理を食べる機会を与える事は、ダイエットを長続きさせるコツでもあります。