ダイエットして効果が得られない方は遺伝子検査してみましょう

下調べをして、情報を得たダイエットをしたはずなのに、期待したような効果が感じられないという方、その肥満は、もしかしたら遺伝的要因による体質が原因なのかもしれません。遺伝によるものなのかどうかは、遺伝子検査で調べることができます。

努力しても痩せないのは遺伝子が原因かも

肥満の原因は、その内7割が生活習慣などの外的要因、残りの3割が遺伝子による性質であると言われています。遺伝子による肥満とは、筋肉が付きやすいかどうか、カロリーを好んで摂取してしまうかどうかなどがあり、自身の遺伝的体質に合ったものでなければ、ダイエットはあまり効果を出さない結果になってしまいます。

一度太ってしまえば痩せるのが困難なタイプや、食事制限をしなくても痩せることができるタイプ、運動をしても筋肉が付かないため全体の代謝が上手くいかないなど、遺伝子に原因をもつ体質は日頃良く目にする体質に隠れています。

脂肪の付きやすい部位も、遺伝子によって左右されていたりします。これらの体質を、遺伝子検査によって解明することによって、それぞれの体質に合ったダイエット法を行うことができます。

遺伝子検査すれば適切なダイエット法をアドバイスしてくれる

肥満遺伝子を、両親の両方から受け継いだのか、片方から受け継いだのかということも知ることができ、その肥満遺伝子の中には、糖質代謝・脂質代謝・タンパク質代謝と、それぞれ苦手としている分野があります。それらの原因が、内臓脂肪・皮下脂肪・筋肉が付きにくいという体質となって表れます。

肥満用の遺伝子を検査してくれる機関では、肥満対策のために検査を受ける人がほとんどなので、遺伝子の種類を解明するだけでなく、その対策法ももちろん用意してくれています。それぞれの遺伝子と体質に合った、必要な栄養や太りやすい食べ物、痩せるために適した運動のアドバイスや、機関によっては有効なサプリメントのアドバイスまでおこなってくれます。

遺伝子検査はどこでできるの?

遺伝子検査は、一般の医療機関の中に、肥満遺伝子のみを検査してくれるところがありますが、いちばん手軽なのは通信販売によるキット検査です。購入した検査キットに、遺伝情報が身体の一部分を採取して郵送することで、遺伝子検査をしてくれ、その結果をレポートとして返送してくれます。

また、それらの情報をパソコンやスマートフォンで見ることができる便利なサービスは増えつつあるので便利です。それらのキットは、ホームページから購入するか、あるいは大手の通信販売サイトに販売代行を依頼している場合があるので、そちらを経由するルートで入手することができます。未開封であれば期間内の返品に応じてくれるところがほとんどなので安心です。

遺伝子検査にかかる費用は?

遺伝子検査というのは、ダイエットのための肥満遺伝子検査の他に、遺伝子がかかりやすい疾患を分析することで、その疾患を予防する対策をとることが出来たり、将来自身に起こり得るシワやシミなどの様々な体質の変化などを知ることができるキットもあります。

肥満遺伝子検査パックがそのセットに含まれていたりすることもありますが、肥満遺伝子検査キットを別途に用意してある場合もあります。疾患パックに肥満遺伝子キットが含まれている場合、数万円が必要となってきますが、肥満遺伝子を調べるだけで良い場合は大体5000円前後の費用で済みます。

有名な遺伝子検査キット、ジーンライフは、肥満遺伝子の含まれた疾患セットが税抜き29800円で、ダイエット用の遺伝子検査キットが、税抜き3980円と5980円から選べるようになっています。

遺伝子検査で一般的なやり方

それほど大きくない箱に入って送られてくる遺伝子キットの中には、遺伝子検査に必要な情報を書き込む書類と返送用封筒、遺伝子検査キット本体が大方入っています。遺伝子検査を行う際は、大体二つのパターンがあります。ひとつは頬の内側にある皮膚を採取する方法です。

綿棒やそれに似たキットが同封されて送られてくるので、口の中の頬の部分を10から20往復して皮膚を採取し、それを一緒に送られてくる容器にしまってから、同封の返送用封筒に入れて、必要書類と共に送り返します。もうひとつは、唾液を採取する方法です。

ネジ式の蓋の付いたプラスチックの容器に、食後であれば十分にゆすぐなどした後の唾液を一定量入れます。これを綿棒の場合と同様に返送します。どこの遺伝子検査キットメーカーも痛くなく簡単な方法を選択してくれているので、すぐに済ますことができます。結果が返って来るまでの期間は記載されていますが、どこのメーカーでも、2週間前後を目安にしておくと良いでしょう。

遺伝子検査はどんなことが分かる?

遺伝子検査では、肥満遺伝子検査キットに限った場合のことを言えば、肥満に影響する遺伝子の種類と、その遺伝子がもたらす糖質や脂質の代謝能力などに関する体質と、それに対する食事制限の方法や、付きやすい筋肉の部位、脂肪が付きやすい部位などが分かります。

また、それらの脂肪や筋肉をコントロールするためのエクササイズトレーニングは、肥満遺伝子検査キットであれば、アドバイスが付いています。

肥満遺伝子の他に、疾患遺伝子検査も行った場合、遺伝子がかかりやすい三大疾病や、成人病に対するかかり易さと、それぞれの病気の予防方法や、シミやシワの出来やすさまで分かったりするので、そのような情報を知りたい人にはセットでの検査をお勧めします。

肥満遺伝子にも種類があるんです

肥満遺伝子には主に3つのパターンがあります。基礎代謝は高いものの、タンパク質の代謝が悪いため筋肉が付きづらく、一度太ってしまうと今度は痩せることが難しいβ2AR、基礎代謝は低く、糖質の代謝が悪い、内臓脂肪が付きやすいβ3ARと、脂肪の代謝が得意でなく、皮下脂肪が付きやすくなってしまうucp-1です。

これらの遺伝子の作用によって、食べても太りにくい人、食べなくても太りやすい人等がいるのです。これらの特徴を知らなければ、ダイエットが上手くいかないことがあります。

また、これら3つの遺伝子を持っていない人もいますが、そういう人が肥満になった時は、遺伝子が原因によるものではなく、生活習慣や食生活、その他の外的要因によるものだと考えることができます。

遺伝子種類別のダイエット方法

β2ARは筋肉が付きにくいタイプなので、タンパク質を多く取り、筋力トレーニングなどで筋肉を付ける努力をしなければなりません。食事制限は特に必要なく、日頃から太りにくいタイプではあるものの、一度太ってしまうと戻るのが大変なので、加齢によって代謝が落ちてくるタイミングに要注意です。

β3ARは、糖質の代謝が悪いため、炭水化物や糖分によって簡単に肥満になってしまいます。そのため、淡水化物を控える代わりに、得意な脂質代謝を活かしてお肉などを摂取すると良いです。

日本人女性に多いタイプのucp-1は脂肪の代謝が苦手なので、皮下脂肪が付きやすいです。なので、揚げ物などの脂肪がおおく含まれる食べ物は避け、かつ代謝を上げるための筋肉を付けるための、高タンパクな食材を摂ると良いでしょう。

検査結果にはどんな内容が書かれているか

遺伝子キットで検査を依頼した検査結果には、自身の遺伝子の種類と、その遺伝子の特徴から食事制限するべき食材、摂取すべき必要な栄養、脂肪が付きやすい部位、その部分の脂肪を燃焼させたり、筋肉が付きにくい部分を鍛える運動などの、生活習慣に関する基本的なものから、メーカーが独自に分類したタイプによるタイプ別診断があります。

だいたいのメーカーさんによるレポートは、専門的な分野をグラフや図を用いてわかりやすく表示されているものなので、サンプルを見てご自身が見やすいと思ったところのレポートを選べば良いです。多くのメーカーさんの検査結果レポートがウェブで見られるようになっています。

遺伝子が分かれば将来の自分も分かる

遺伝子検査によって、将来の姿が分かる、これは肥満遺伝子検査に限った話ではないのですが、疾患遺伝子検査をすることによって、かかりやすい病気がわかるので、いずれかかるであろう疾病に対する対策を取ることができます。また、遺伝子とはその名の通り遺伝するものなので、お子さんに関する情報も知ることが出来たりします。

肥満遺伝子においてもそうです。筋肉の付きやすい部位や、皮下脂肪が付きやすい場所をしることによって、ある程度の自身の将来像をイメージすることはできます。

しかし、知るだけではなく、それらの将来像をある程度コントロール出来る方法が、遺伝子検査キットには記されているので、ダイエットだけでなく、将来の自身の姿をより良くしたいという方は遺伝子検査をしてみても良いかもしれません。