早目のダイエット効果が欲しい人にオススメのMCTオイル

MCTオイルは天然成分を由来とした油です。最近では体に悪い油ついての話題も耳にしますが、この油は「体に良い」油なのです。そして注目されるきっかけになったのは驚きの結果を出した「MCTオイルダイエット法」というものでもありました。

MCTオイルダイエットの特徴

MCTオイルダイエットは欧米から火が付いたダイエット法です。日本での知名度はさほど高くなかったのですが、あるテレビ番組でこのMCTオイルを併用したダイエット法が紹介され、にわかに注目を浴びました。ダイエットにおいて油は何かと嫌煙されがちです。しかし一方で体によい効果をもたらす油もあります。

その1つがMCTオイルです。このオイルは体に脂肪として残りにくく、かつ脂肪を燃やしやすくするという作用があるのです。MCTオイルダイエットとは簡単に言えば、このオイルを摂取することにより脂肪を燃焼させようというものです。

よい油をとると食欲も満たされやすく、またMCTオイルはエネルギーとして変換されるのが早いので、炭水化物を減らしても代わりに脳に栄養として供給されますので空腹になりにくく、そのため間食の欲求も抑えられます。糖質制限と共に行うことで相乗効果のあるダイエット法です。

MCTオイルの成分と栄養素

MCTオイルとは(Medium Chain Triglyceride)の略で、中鎖脂肪酸のことです。美容意識の高い国内外の有名人たちの使用により話題となったココナッツオイルをさらに凄くしたもの、と説明するとわかりやすいかと思います。ココナッツやパームなど、ヤシ科植物の種子核に含まれる天然の成分でできています。

一般的な植物油と同じリノール酸を含む脂肪酸ではあるのですが、しかし同じ脂肪酸でもMCTオイルは中鎖脂肪酸が100%の油です。中鎖脂肪酸はその分解までの長さが短いのが特徴です。肝臓に直接入り分解されエネルギーとして代謝されるため、他の油のように体に使われるまで順番待ちですよ、と体に脂肪として蓄えられことがないのです。

MCTオイルがもたらすカラダによい作用

MCTオイルは摂取するとすみやかにケトン体を生み出します。このケトン体があると脳の一番の栄養素ブドウ糖の代わりになってくれます。これにより脳の細胞や脳の神経に栄養が行くため細胞は活性化し、認知症の改善やアルツハイマーの予防に役立つそうです。

メアリー・T・ニューポート医師によると、この病気に限らず、脳の神経や細胞が活性化するということはこの神経細胞の異常がもたらす病気に対しMCTオイルを摂取すると改善される効果が期待できる可能性があるそうです。

またこのオイルを摂取すると腸内悪玉菌を抑制して、便通を改善してくれるそうです。また空腹感を感じにくくなるということは、間食が減ることにつながるので糖質の量も減るため腸内の善玉菌が生きやすい環境にもなります。

オイルを摂るとなぜ痩せやすいの?

食事から糖質を抜き、MCTオイルを摂取すれば肝臓が脂肪を分解しはじめ、ケトン体を生み出します。ケトン体は脳や臓器のエネルギーとして使用され、また体内に貯められた脂質が分解されエネルギーに変換されますので糖質がなくてもMCTオイルを摂取すれば、炭水化物を抜くことによる体への悪影響がでません。

また脳に栄養が十分に行くということは空腹感を感じにくくなることでもあります。そうなれば自然と間食をしたい欲求が減るのでダイエットには喜ばしい働きです。またケトン体がよく使われると、体はケトン体質になります。ケトン体質とは自身の脂肪を分解してエネルギーとして利用するようになる体のメカニズムが出来上がる事で、これにより痩せやすい体質になるのです。

どのようにオイルを摂ればいいの?

MCTオイルをとる時間は朝でも夜でも、特に関係はありません。ただしMCTオイルの1日の摂取目安要は30gです。また加熱して食べる事には向いていません。低い温度でも煙が出やすいのでこの点は注意が必要です。なので生で食べる事をおすすめします。

またMCTオイルは炭水化物のエネルギーの供給源としてはじめてダイエットの効果をもたらすので、糖類や炭水化物は食べないようにしてください。

これは糖質制限と呼ばれるダイエット法です。炭水化物であるお米や、小麦を原料とするパンやパスタ類、また野菜でも炭水化物を多く含むじゃがいもやとうもろこしはなるべくさけましょう。その他の炭水化物をあまり含まない野菜やたんぱく質は必要な栄養素ですのでしっかりとりましょう。

MCTオイルと他のオイルの違いは

サラダ油のような食物油はとりすぎると悪い影響を体に与えるのはご存知でしょうか?多く摂り続けると狭心症や心筋梗塞のリスクが高まる可能性があると言われています。またMCTオイルと同じような成分にはココナッツオイルがあります。

体や髪に塗ってもいいといわれる万能オイルだと、日本の女性モデルやタレントの間でもブームになり雑誌でも取り上げられていましたね。しかしココナッツオイルの中鎖脂肪酸の割合は60%で残り40%に長鎖脂肪酸や不純物が含まれ、摂りすぎると太る心配もあります。

ですがMCTオイルの中鎖脂肪酸の割合は100%です。他の油(サラダ油やラード、牛脂)に比べて分解されるまでの時間が短く、エネルギーになりやすいので他の油とは一線を画す食品です。

飲みにくい場合は他の食材と組み合わせよう

さらさらとしており無味無臭のMCTオイルはいろいろなものに混ぜやすい食品です。

【朝のコーヒーに一杯】コーヒーにMCTオイルを入れましょう。毎朝のコーヒーにスプーン1杯のMCTオイルと大さじ2杯の無塩バターを入れましょう。食欲が安定しますので間食が減ります。朝に良質の脂肪を摂ることで血糖値が安定しやすくなります。

【夜のスープにいっぱい】夕食のスープにMCTオイルを入れましょう。夜の間に腸内環境を整え、翌朝の便通を助けます。また、空腹を感じず、寝ることが出来るので良質な睡眠をとれます。

【他にも】サラダにかける、おかずにかける、スムージーにかける、ヨーグルトに混ぜるなどなど、味の邪魔はしないのでいろいろな料理に手軽に掛けられるので食べやすいでしょう。

適量を守らないとカラダの調子が悪くなる?

MCTオイルに限らない話ですが、オイルは酸化しやすい食品です。酸化により品質が変化していまいますので、使用期限はきちんと守りましょう。MCTオイルをいれる容器ですが、プラスチックの容器は避けるようにしてガラス瓶などに入れましょう。プラスチックの容器に入れてしまうと化学変化を起こし容器が変形してしまいます。

容器の成分が入ったオイルは体に悪そうなのでやめましょう。また体によい食品ではありますが、あくまでも油であることを忘れてはいけません。てんぷらや唐揚げなどをたくさん食べてしまうとどうなるかは想像できますよね。MCTオイルも一度にたくさんとりすぎると下痢や腹痛などを起こし、胃腸に負担をかけてしまいますので気を付けましょう。

手軽に飲みたい人はサプリでもOK

MCTオイルはサプリメントでとることも可能です。サプリメントは賞味期限が長いので生のオイルのように「開封したのはいつかな?」と使用期限を気にしなくてもすみます。生のオイルは1本単位で売っており、1日の摂取量が決まっていますので一人暮らしの人が飲み切るには多い量かもしれません。

その点サプリメントならば一日〇粒と決まっており、毎日飲み続ければ賞味期限内には飲み終わる設定になっているので安心です。食べる時にグラム数を計る必要もありませんし、大さじを取り出す必要もないのでお手軽です。また外出時に気軽にとれるのもいいですよね。食事中にとるのを忘れてしまった!と気づいたときに、水と一緒にごくりと飲めば簡単です。

ルールをしっかり守って正しく摂ろう

MCTオイルの摂取量は一日に大さじ1~2杯などそれぞれの商品の使用方法に沿って、適切な量をとってください。特に、糖尿病の人や血糖値がかなり高い人の場合は、血中のケトン体が急に上昇すると嘔吐、腹痛、脱水症状などの他さらに深刻な状態にもおちいる可能性があります。必ずかかりつけの医師や栄養士に相談しましょう。

またMCTオイルは糖質制限を行うことで最大のダイエット効果を引き出します。とはいえ急に糖質をゼロにするのは難しいので、自分が抑えられる範囲から糖質を減らしていってください。またそこから少しずつ減らしていって、糖質を取らない生活に慣れましょう。話題になったMCTオイルダイエット、試してみる価値はありそうです。