ダイエット中のおやつはせんべいがオススメ

ダイエットをしていると食事の量を減らさなければいけないのでどうしてもお腹が空いてイライラしたり間食をしたくなることがあります。そんなときに活躍してくれるのがせんべいで、小腹を満たすために最適な食品です。

いつも食べている一般的なおせんべいのカロリー

スーパーやコンビニで売っている一般的なおせんべいは、1枚が40kcalくらいなのでとても低カロリーです。特に塩味のサラダせんべいはカロリーが低くてあっさりしているのでダイエット中にも安心して食べられます。

砂糖がまぶしてあるタイプや生地が厚いタイプ、甘口醤油が塗ってあるものは塩味よりもカロリーが少し高めなので注意が必要です。

一番カロリーが高いのは揚げせんべいで、100kcal以上になってしまうこともあるため健康だと思って食べていると逆に太ってしまう恐れもあります。ダイエット中に食べるときはなるべくあっさりした塩味タイプのもの、ノンフライのもの、1個の大きさが小さめのものを選べば安心して楽しめます。

ダイエット中の間食で覚えておきたい点

ダイエット中にどうしても間食をしたいときには、一度にたくさん食べずに少量をゆっくりと食べることが大切です。まとめてたくさん食べてしまうと血糖値が急激に上昇したり、体が余計なカロリーを溜めこんでしまうので体脂肪が増える原因になってダイエットに逆効果です。

せっかく食事の量を減らして我慢しているのに途中で間食ばかりしているとリバウンドになり、あまりにも間食が多いと習慣になってしまいダイエット効果が得られません。

間食をするならなるべく低カロリーでお腹を満たしてくれるメニューを選ぶようにしましょう。豆腐やこんにゃくなどカロリーがほとんどない食材を使ったり、春雨スープ、野菜スープ、ヨーグルトなどもおすすめです。

間食におせんべいがオススメな理由

日本の伝統的なおやつとして昔からあるおせんべいは、ダイエット中の間食にもぴったりな食品です。お米を原料にしていて、クッキーやクラッカーなど洋菓子のようにバターや脂が入っていないので胃に優しくて血糖値が急激に上昇したりすることがありません。

砂糖もほとんど使われておらず、お米と水、塩だけのシンプルな材料でできているおかげでカロリーも低くて太る心配もありません。

ソフトせんべいや堅焼きせんべいなどいろいろな種類があって食べ飽きないので間食も楽しむことができ、よく噛んで食べれば消化がよくなり満足感も得られます。おせんべいは緑茶やウーロン茶など無糖茶によく合う味なので、脂肪燃焼に役立つトクホのお茶と一緒に食べるのも有効です。

気になるおせんべいのカロリーと糖質は?

おせんべいは米が原料なのでカロリーが低くても比較的糖質が高い食品に分類されます。しょうゆ味のおせんべい1枚は45kcalくらいのカロリーで、糖質は10グラム程度含まれているので、糖質制限ダイエットをしているときに大量に食べるためには向いていません。

カロリーは低いので食べても急激に太ったりリバウンドをすることはありませんが、調子に乗って何枚も食べたり良く噛まずに食べているとダイエットの邪魔をしてしまいます。

また、薄くて軽い塩せんべいやサラダせんべいではなくおかきやあられ、揚げせんべい、海苔を巻いたせんべい、砂糖やタレをまぶしてある味のおせんべいなどはカロリーも糖質も更に高くなってしまうので気をつけましょう。

せんべいはこの種類を食べよう

せんべいと一言で言ってもいろいろな種類があるので、食べる種類によってはせっかくのダイエットが台無しになってしまうこともあります。特に注意するべきなのは脂と砂糖で、揚げせんべいは脂をたっぷり吸ってカロリーが高くなっているためスナック菓子と変わりません。

表面に砂糖や甘口のタレが付いているせんべいもカロリーが高めなのでダイエットには向いていません。間食としておすすめなのはあっさりした塩せんべいやサラダせんべい、薄焼きのしょうゆせんべいなど甘みが少なくてノンオイル、ノンフライのタイプです。

1枚のサイズがあまり大きくなくて、少量ずつ小分けされているものだと1回に食べる量も制限できるので使いやすくて便利です。

お茶を一緒に飲むことでより太り辛くなる

ダイエット中の間食におせんべいを食べるときは、おせんべいだけだとつい何枚も食べてしまったり満腹感が得られないので気が付いたら一袋空けてしまったというミスも起こりがちです。

ゆっくり食べてお腹を満たすためにはお茶と一緒に楽しむのが効果的で、水分が胃に入ることでおせんべいが膨張して満腹になることや、味の違いがあって味覚も満足するメリットがあります。

お茶は砂糖やミルクの入ったものではなく、無糖の緑茶、ほうじ茶、玄米茶、烏龍茶などがおすすめで、特に体脂肪の蓄積を防いだり脂肪を分解したり、メタボ対策に有効とされているトクホのお茶やダイエット茶は効果的です。無糖のハーブティーも体質改善をして太りにくくなるために向いています。

ゆで卵を一緒に食べる事で糖質を分解してくれる

ゆで卵は糖質が低くて良質のタンパク質やビタミン、ミネラルを豊富に含んでいる健康的な食品で、置き換えダイエットや糖質制限ダイエットのときにも好んで使われています。おせんべいを食べるときにもゆで卵を一緒に食べると糖質を分解する効果が得られて体脂肪の蓄積を防ぐことができます。

1個だけでもボリュームがあるので満足感が得られて、ゆで卵とおせんべいだけで食事を置き換えることも可能です。食べ過ぎた日やカロリーを減らしたい日には、1食をゆで卵とおせんべいで済ませることで効率よくダイエットを続けることが可能です。

腹持ちがいいので空腹感に悩まされることがなく、味付けも塩や醤油などカロリーがほとんどない調味料が使えてダイエット向きです。

間食で食べてもいい枚数はどれくらい?

おせんべいは間食に向いている食品ですが、食べ過ぎるとやはり太ってしまいます。シンプルなサラダせんべいや醤油せんべい1枚あたりのカロリーは50kcalくらいなので、間食で食べるのは2~3枚くらいまでにしておかないと食事で減らしたカロリーが元通りになってしまうため、気をつけましょう。

1枚が大きいおせんべいや小分けされていなくて大量に入っている袋だと、つい手が止まらなくなってあっという間になくなってしまう危険もあります。間食用に使いたいときは、2枚くらいずつ小分けされている小さいパックの商品や1枚当たりの大きさが小さくて途中でやめられるようなタイプを選ぶようにして、カロリー表示を確認してから購入しましょう。

ダイエット中におせんべいを食べる時の注意点

ダイエットをしているとき、ケーキやポテトチップスは我慢してもおせんべいなら大丈夫、と思って大量に食べてしまうケースがありますが、砂糖や脂が入っていなくてもお米が原料の炭水化物なので食べ過ぎは禁物です。

おせんべいを食べるときは最初に食べる量を決めて、小分けされた1パックだけを食卓に出したり、無糖のお茶を一緒に用意してゆっくりと味わいながら食べたり、飲み込まないでしっかり噛んで食べるなど食べ方にも注意しましょう。

おつまみタイプの商品で、おせんべいと一緒にナッツ類が入っているものはカロリーも高めなので気をつけて、できるだけシンプルで低カロリーな商品を買うのがおすすめです。食べる時間にも注意して過度の間食は控えましょう。

食事制限のストレスで食べ過ぎない事が大事

ダイエットの基本は摂取カロリーを減らすことなので、毎日の食事を制限して好きなものを我慢したりもっと食べたいけれど量を減らして常にお腹が空いている状態が続きます。食べたいものが思いっきり食べられないことでストレスが溜まると反動で暴食をしてしまったり、突然甘いものや脂っこいものを食べたくなる危険もあります。

無理なダイエットをするとストレスで挫折やリバウンドの原因になってしまうので、おせんべいや低カロリーな食品を活用して空腹を満たしたり、あまりにもお腹が空いたときには上手に間食をしてストレス解消を行うことが大切です。極端なダイエットをすると健康を損なう恐れがあるので、おせんべいを使って自分のペースで頑張りましょう。