脚が太くなる?細くなる?ヒールで脚やせはできるのか

背も高く見えるし、脚がすらりときれいに見えるヒール靴。デートの時にお世話になったり、お仕事でいつも履いているという方も多いと思います。ところで、ヒールの高い靴を履くと脚が太くなるとも、細くなるとも言われています。かわいいヒールを履いて美脚になれるなんて、本当なら一石二鳥ですがどうなんでしょうか?

実は、ヒールの履き方、歩き方によって細くも太くもなるんです。正しいやり方なら脚をきれいにできますが、間違った履き方をしていると、脚太りだけでなくむくみや冷え性にもつながりかねないということ。正しいヒールの履き方を知って、おしゃれも脚やせも楽しみませんか?

ヒールは脚やせ効果アリ?それとも逆効果?

ヒール靴を履いて脚がどう変わるかというと、それは歩き方や姿勢、ヒールを履く頻度、正しく靴を選んでいるかなどによって変わってきます。では、やせるための正しい履き方をご紹介しましょう。

ヒールで筋トレ?脚やせ効果がある理由

ヒールを履くとつま先立ちのような状態になりますから、ふくらはぎの筋肉を使いますよね。ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれるほど、血流やリンパの巡りにとって大事な部位。ここにある大きな筋肉がポンプの役割を果たし、心臓から遠い位置にある脚の血液を動かしてくれているのです。

この血流が滞ってしまうと、余計な水分や老廃物がどんどん脚に溜まっていってしまいます。夕方や朝、脚がパンパンにむくんで痛みを感じることはありませんか?あのイヤなむくみの正体は溜まってしまった老廃物なんです。女性は男性に比べて筋力が弱くなりがちですので、むくみに悩んでいる人も多いのです。

普段、座りっぱなしや立ちっぱなしでお仕事をしていると、ふくらはぎの筋肉を使わないため筋肉がどんどん衰えてきます。するとポンプ機能も衰えてしまうため、脚の血行不良を起こしてしまうのです。筋肉がある程度あったとしても、動かさなければもちろん意味がありませんから、運動不足も脚太りの大敵なんです。

ヒールを履いているとふくらはぎの筋肉が鍛えられ、ポンプ機能が強化されます。そのため、むくみを改善・解消して脚がやせると言われているんです。また、代謝が良くなることで脂肪も落ちやすくなりますから、太ももやせにも効果があるんですよ。

履き方次第で逆効果!ヒールで脚が太る理由

ところが、履き方ひとつで脚やせとはまったくの逆効果、つまり脚が太くなってしまうこともあるんです。丸一日ヒールを履いて歩き回って、夜には脚がパンパンになっていた経験はありませんか?ヒールを履いて歩くのは筋トレをするようなものですから、あまりに長時間履き続けていると疲れ切ってしまうんです。

筋肉を使いすぎて疲弊してしまうと、ポンプ機能が損なわれて血流が悪くなります。また、ヒールを履いていると筋肉はキュッと緊張した状態のままキープされ続けていますので、筋肉につられて血管も縮んだ状態が続きます。血管が狭くなっているのですから、血行がよくなるはずがありませんよね。

お仕事で毎日ヒールを履いていたりすると、ふくらはぎの筋肉が鍛えられすぎて、筋肉太りを起こしてしまうとも言われています。ヒールの脚やせ効果はあくまで、履くことで筋トレのような効果を得られることだと認識しておきましょう。ひたすら毎日筋トレだけではダイエットになりませんよね。普通の靴を履いて歩くことも必要なんです。

ヒール靴は脚にかかる負担の高い靴だということを忘れないでください。一日ヒールを履いて疲れた脚をお風呂でゆっくり温めてあげたり、ストレッチやマッサージでいたわってあげましょう。またお仕事でヒールを履かざるを得ないようなら、週末はスニーカーで出掛けるなど、バランスを取ってあげることも大切です。

ヒールで脚やせダイエット!正しい姿勢・歩き方

さて、実際にヒールを履いて脚やせをしよう!と思ったら、ただ漫然とヒールで歩いているだけではいけません。歩き方を意識して正しい姿勢を保つことで、はじめてダイエット効果が得られるのです。ただヒールを履くだけでは逆効果になることもありますから、歩く時の正しい姿勢をチェックしましょう。

歩き方や姿勢が重要!ヒールで脚やせするコツとは

ヒールを履いて歩く時は、つま先立ちのような状態になっていますから、自然と脚に力が入ってしまうと思います。そのまま歩くと前のめりになってしまい、見た目にも格好悪いので気をつけて。お腹とお尻に力を入れることを意識してみましょう。すると、脚に力を入れなくてもまっすぐ立てるようになるはずです。

はじめはこの状態を意識して保つだけでも大変だと思いますから、無理に歩こうとする必要はありません。電車の中やエレベーター、エスカレーターなどしばらく立ち止まるタイミングで思い出してこの姿勢をキープするようにしてみましょう。それだけでも十分に効果がありますよ。

慣れてきたら歩く時も良い姿勢を意識しましょう。背筋はまっすぐ伸ばして、つま先から前に出すようにして片足を前に出していきましょう。つんのめった歩き方はNGです。膝を曲げないように気をつけて、かかと側から地面につかないように注意します。体重は小指側ではなく親指側にかけるようにします。そうすることで体重移動がスムーズになるので歩き方がきれいになります。

視線は常にまっすぐ前を意識します。歩く時は頭の位置が変わらないようにするのがポイントです。ヒールの高さは、地面につま先立ちした時の高さを目安に無理なく履ける高さにしましょう。足に合っていない靴も歩き方をゆがめる原因になりますから、つま先が詰まって痛くなるような靴は避けましょう。

そもそもの歩き方がゆがんでいると、ふくらはぎの筋肉を正しく使うことができず、ヒールを履いてもかえって体がゆがんでしまうようなことになりかねません。歩き方のゆがみは膝・骨盤・背骨と体全体をゆがませてしまう原因になりかねませんから、O脚や外反母趾などで歩き方がゆがんでいる自覚のある人はヒールダイエットを控えましょう。

こんな姿勢はNG!ヒールを履く時の悪い姿勢とは

前のめりで腰が引けていて、膝とお腹が出ていて……なんて姿勢は最悪です。せっかくヒールを履いているのに、脚がきれいに見えるどころか全身のスタイルが悪く見えてしまいますので気をつけましょう

お腹が突き出ている姿勢は骨盤が傾いているのです。そのままの姿勢で歩き続けていると骨盤が歪んでしまうため、ヒールを履くときは骨盤を立てて歩きます。お腹とお尻にグッと力を入れて、お腹は引っ込めてお尻はキュッと引き締めます。

力を入れることに慣れたら、膝を曲げないようにしてお腹をお尻を引き締めたまま歩きます。歩く時のポイントとしては足先だけで歩くのではなく、股関節から大きく踏み出すように歩くことによって、骨盤を上手に使用することが出来ます。

膝を曲げないように歩くのもコツです。膝は常にまっすぐを意識します。膝を曲げるとつま先から着地してしまうので、脚の裏全体が同時につくようなイメージで、脚をまっすぐにして歩くことで自然に脚全体の筋肉が使えるようになります。

ヒールを正しく履くことで得られるダイエット効果

ヒールを正しく履くことによって得られるダイエット効果ですが、ハイヒールを履くことによってふくらはぎに筋肉がつき、基礎代謝が上がってやせやすい体質へと変えていくことが出来ます。ただし有酸素運動とは違いますので、ヒールで歩くことそのものにカロリーを消費する効果はありませんので気をつけて。

ふくらはぎに筋肉がない場合、血液やリンパ液が重力によって足の下の方へたまってしまうので、むくみを引き起こす原因となってしまいます。むくみは脚を太く見せてしまうので注意しましょう。

ふくらはぎに筋肉をつけることは、脚を引き締める効果以外にも血液やリンパの流れをよくして代謝をアップさせるために必要なことになります。重心をしっかりとぶれずにいることによって正しく履くことによって傷の傷みも減って、靴が長持ちするという嬉しい効果も得ることが可能です。

ヒールを履いて脚やせをする際に気を付けたい事
ヒールを履いて脚やせをする際に気を付けたい事ですが、歩く時にはウエストに力を入れて歩きます。ウエストを絞るイメージを持ちましょう。

頭が上に持ち上げられているイメージも重要で、目線を高くして歩くことによって下半身の負担が軽減されるため、脚の疲れも少なくすることが可能です。着地した脚の体重は親指側に乗せるようにします。そうすることでふくらはぎの筋肉が外側につくのを防止することが可能です。

脚だけを使って歩くのではなく、骨盤で歩くような意識をして、身体全体を使って歩くようにしましょう。これらに気をつけるだけで歩くだけでかなりのエクササイズをすることが可能になってきます。ヒールを履いた日はストレッチなど、脚のケアをすることも忘れないようにしましょう。

ヒールを履くと脚が太くなるのはこんな理由から
ヒールを履くと脚が太くなる理由は、筋肉疲労をさせないように脂肪がたまってしまい、脚全体にぜい肉がついて足が太くなってしまうから。膝が曲がった状態のままで歩くと、脚が太くなりやすいのです。高いヒールを無理に履くと筋肉が余計に発達してしまって脚が太くなってしまうことがあります。適度な筋肉は必要ですが、筋肉太りは避けたいですよね。

ヒールに慣れていない人も同じことが起こりやすいです。以上の理由を鑑みることによって、これらのことを注意をすればヒールで脚が太くなってしまうのを避けることが可能というわけです。脚を太くしないためにはヒールを履いたときはとくに正しい姿勢で歩くこと、自分の足にあったヒールを履くことが重要になってくるのです。

ヒールを長時間履くのは逆効果!ヒールのデメリット

ヒール靴は脚に負担のかかる靴です。かならず自分の足に合ったものを選び、長時間履き続けるのは避けましょう。足を痛めているときにヒールを履いてしまうと、痛めた箇所をかばおうとして更にゆがんだ歩き方になってしまいかねません。

また、慣れないうちに無理をして高すぎるヒールを履くと、転倒したり捻挫をしてしまう可能性もあるので注意が必要です。ヒールをゆがんだ姿勢で履き続けることによって、むくみ、外反母趾、O脚になる可能性が高まります。脚のゆがみは全身のゆがみにつながり、肩こり、骨盤のゆがみ、ヘルニア、姿勢の悪化などにも影響が出てきます。

靴底が地面についている面積が狭いほど不安定で、ヒールの太いもの方が歩きやすいので、選ぶ時の目安にしてください。デザインも大切ですが、足を痛めて履けなくなっては本末転倒ですよねまた、ストラップのついたものは足の負担が比較的軽いため、おすすめのヒール靴といえるでしょう。

市販のヒール靴の中から足にぴったり合うものを見つけるのは難しい場合でも、インソールなどを使って調節することで対策が可能です。お仕事でヒールを履かなければならない場合などでは、通勤にはぺたんこ靴を使い、職場で履き替えるのもおすすめです。

外反母趾は重症化してしまうと痛みを伴い、手術が必要になることもあるので注意が必要です。これらのことを回避するためには、自分に合ったサイズのヒールを正しい姿勢で履くことが重要です。