青汁って、健康のための飲み物というイメージが強いですよね。青汁も最近では飲みやすいものが多く、美容やダイエットに向いた商品も増えてきましたが、なんとなく気になって、試したいなと思ってはいても手を出しづらかったり、話題になっていてもどの商品がいいのかわからないこともあると思います。
ところで、青汁ダイエットは脚やせに効果があるってご存知でしたか?体重を落としたりお肌をきれいにするのには役立ちそうですが、部分やせにも効果があるなんて知らなかった方も多いのではないでしょうか。実は、青汁は脚太り特有のトラブルを解決してくれるんです。青汁ダイエットの効果的な方法をご紹介します。
目次
青汁の効果!ダイエットにも効く理由とは
そもそもの青汁とは、「生の緑葉野菜をしぼった汁」のこと。ここで大事なのは「生の」という点です。野菜の中には加熱することで壊れ、失われてしまう栄養素も多く、みそ汁や野菜炒めをいくら食べても摂取できないものもあるのです。青汁は生野菜を食べているようなものですから、生のまま栄養素をお腹に届けることができます。
青汁は忙しくて自炊できない方、生活が不規則で栄養不足、睡眠不足の方に1日に必要な野菜を補給するのに最適なドリンクなんです。ケール、大麦若葉、明日葉などの食物繊維、ビタミンやミネラルを含んだ緑の野菜を補給できます。
ダイエットに利用するには置き換えダイエットが効果的です。1日のカロリー摂取量を減らすことができますし、栄養価が高いので満足度も高くなります。食前に飲めば食べ過ぎを抑えてくれますし、水分補給やおやつとして飲むと間食を防げます。
無理なくやせる青汁のダイエット効果とは

健康的に無理なくやせるための方法として青汁は効果的です。青汁は1日3杯くらいまでが適量ですので、普段の生活に1杯取り入れるところから気軽にスタートできます。無理な食事制限なしでもきちんと結果を出せます。
青汁にはダイエットに欠かせない酵素と食物繊維がたっぷりと入っていますから、お腹をすっきりさせたくて悩んでいる方にはてきめんの効果があります。明日葉に含まれているフラボノイドのカルコンはセルライトを溶かしてくれる働きがあります。
カリウムや食物繊維は体内の有害物質、水分を排出してくれる働きがありますし、活性酸素の働きを抑制してくれるメラトニンが肌の老化を防いでくれます。ケールに含まれるプラジンは血液をサラサラにしてくれます。体のバランスを整え、細胞本来の力を取り戻すことができるようになるのです。
青汁ダイエットが脚やせに効果大!そのわけは?
下半身太りは二の腕はお腹周りと異なり、太ってしまっている理由が脂肪とは限りません。実は、下半身が太くて悩んでいる女性の多くはむくみが原因で脚太りを起こしてしまっているんです。
冷えやむくみは女性の天敵ですよね。特に現代では、立ちっぱなしや座りっぱなしの仕事についている女性も多いかと思います。運動不足がなかなか解消されづらいうえにどうしても男性より筋肉量で劣ってしまいますから、血行も滞りがち。血流が悪化すると、本来血管を通って体から排出されるはずの老廃物が脚に溜まってしまいます。
こうして蓄積した老廃物や余計な水分がむくみの原因なんです。むくんでしまっている人は血行が悪いということですから、冷え性にも悩まされてしまいます。むくみはそのまま放置すると、老廃物が脂肪と絡んでセルライトを形成してしまいます。太ももにセルライトがついてしまうと、並大抵では除去できません。
老廃物は人間が活動するとどんどん溜まっていきますから、むくみ対策も一度行えば大丈夫、というわけにいきません。毎日手軽に飲める青汁ダイエットは、時間も手間もたいしてかかりません。日常生活に導入してしまえば実践しやすく成功にもつながりやすいダイエット方法といえるでしょう。
即効性はない?それでも青汁ダイエットを選ぶメリットとは
青汁は緩やかに体質改善をするダイエット方法ですので即効性は乏しいといえます。体が軽くなったと感じたり、肌が潤ってきたりという変化も1か月継続してからようやく感じられる程度です。時間はかかっても手軽に続けられる青汁ならストレスフリーですのでそれほど気になりません。
デトックスをすることで腸内環境を整え、代謝が向上します。青汁は食物繊維が豊富なので胃がいっぱいになり、満腹感を感じられるというのがメカニズムになっていますので、体質改善や体の巡りが良くなるまでに時間がかかるのです。
便秘を解決して腸が活発に動くようになると脂肪燃焼をしやすい体になれます。脂肪燃焼をしやすい体になると青汁に含まれるビタミンB群が効果的に働き、より一層脂肪燃焼を促進してくれます。手軽に健康と美容を手に入れたい方におすすめのダイエット方法です。
青汁ダイエットの基本的な進め方

青汁ダイエットは置き換えダイエットにして1食分のカロリーを減らすのが効果的ですが、食前に1杯飲むだけでも満腹感が高まるので他の置き換えダイエットより比較的満足度が高く、食べ過ぎを防ぐことができます。空腹のときに飲むことで消化がよくなり、代謝も向上します。
まずは1か月を目標に、毎日飲んでみて体調の変化に敏感になってください。3食バランスよくとり、青汁を1杯追加してやせやすい体作りを目指します。青汁そのものは低カロリーですので水分と同様に気軽に飲めます。ジュースや清涼飲料水をよく飲む方は、それと青汁を置き換えるのもおすすめです。
飲むタイミングによって異なる?活かしたい青汁の効果
青汁は栄養価の高い飲み物ですが、飲みすぎてしまうと下痢になる可能性もあります。1日1杯を生活スタイルに取り入れれば十分ですし、続けやすいように飲む時間を決めて一定の場所に置いておくと忘れずに済みます。
栄養補給に青汁を使う場合には起きたらすぐ飲むのがおすすめです。胃が空っぽですので栄養素がしっかりといきわたります。便秘を解消したい場合には夕食後から寝る2時間前までに飲むのがおすすめです。寝る直前に飲むと胃が活動してしまいますので眠りが浅くなってしまうかも。不眠気味の方は気をつけましょう。
青汁ダイエットを始めるのに最適な時期とは
青汁は生野菜をしぼったものですから、もちろんお子さんでも飲むことはできます。健康のための習慣として取り入れるのであれば、20代頃から意識しましょう。野菜不足は20代頃から顕著になってくることが多いそうなので若いころから習慣にしてしまうのが理想的です。
ダイエットの場合には女性なら生理直後から始めるのがおすすめです。生理が終わってから排卵までの1週間は女性ホルモンのエストロゲンが増加するのでやせやすい時期だからです。ただし青汁には即効性はありませんから、飲んですぐやめてしまうのでは意味がありませんよ。
ただ飲むだけじゃなく青汁の効果を引き出すには

青汁を活用するためには他の食材と組み合わせることです。豊富な植物性たんぱく質が含まれている豆乳は低脂肪、高タンパクと栄養価も相乗効果が見込めます。青汁の苦みや臭みを気にしなくてもよくなります。ダイエットサプリなどと併用するのも手軽でいいですね。
果汁100パーセントのジュースと組みわせると甘さが際立ち、飲みやすくなります。果糖はエネルギーに変わりやすいので朝食に向いています。置き換えダイエットをしている方、起きてからすぐに青汁を飲まれる方におすすめです。
青汁にはビタミンBが豊富に含まれていますから、運動の前に飲むと脂肪燃焼効果を高めることができます。便秘に悩んでいる方はヨーグルトやココナツミルクなどを合わせて飲むのがおすすめです。
腸に生きて届く乳酸菌とオリゴ糖、食物繊維が同時に摂取されると乳酸菌の働きが活発になり、栄養素を効率よく摂取できる腸内環境になりますので、青汁の成分構成を調べて不足しているものは追加することも大切です。
青汁を飲み過ぎることで招く恐れのある症状とは
青汁は薬ではなく健康食品ですので副作用の心配はありません。しかし食物繊維がたっぷりと含まれていますので飲みすぎると下痢になる可能性は高いといえます。体質によるので全員に下痢が起こるというわけではありませんが、1日3杯程度を上限にするのがおすすめです。
いろいろな食材をバランスよくとることが必要になりますので、青汁だけに頼るのは無理があります。腸や胃が敏感な方は腹痛や吐き気を感じることもあります。ビタミンCやビタミンBは水溶性ビタミンのため、取りすぎるとトイレが近くなるというトラブルもあります。
数ある中からどれを選ぶ?賢い青汁の選び方
青汁は続けることが重要になりますので、飲みやすい味と続けやすい価格で購入することは最優先になります。口コミやランキングサイトをチェックして、本当に続けられそうなものを選びましょう。基本的な原料はケール、大麦若葉、明日葉が含まれているものが多く、商品によって配合量とバランスに違いが出ます。
土壌にこだわったオーガニックや無添加などを選ぶことも安全性の面からも重要です。原材料の種類や産地を確認して国産を選ぶようにします。ケールが多いと苦みが強くなります。クマザサ、ユーグレナ、乳酸菌、桑の葉など原材料に栄養素をプラスしているもののほか、レモン、はちみつ、抹茶など味をプラスしているものもあります。
お子様と一緒に飲むならフルーツ味やゼリータイプがおすすめです。臭いがや苦みが気になる方は錠剤や粒タイプもありますし、栄養満点のフリーズドライを利用すると成分が壊れにくく水に溶けやすいというメリットがあります。
むくみやセルライトが気になる方はカルコンが豊富な明日葉をメインにした青汁を、脂っこい食事や外食が多い方は糖の吸収を穏やかにしてくれる桑の葉が入っている青汁を選ぶのがおすすめです。代謝を高めたい方は酵素を、美肌になりたい方はコラーゲンなどのサプリやドリンクを併用するのもおすすめです。
青汁が苦手な方にはこんなアレンジレシピがオススメ
青汁を飲むなら、簡単なアレンジレシピを知っていると美味しく飲めます。苦みや臭みが気になるようなら、ホイップクリームを入れたり、ココアやバナナと一緒にジューサーで混ぜると粉っぽさも苦みも気にならなくなります。
青汁にコンデンスミルクを入れて混ぜ、フルーツや白玉と一緒に食べると美味しいスイーツになります。お味噌汁に入れたり、スープに入れたりすればほかの素材に紛れて青汁だとはわからなくなります。
チャーハン、パスタ、ピザに混ぜたり、かけたりして食べると彩も美しくヘルシーになります。パウダーならパン、ホットケーキなどに混ぜることができますので便利です。果汁100パーセントジュースを使って寒天でジュレやゼリーにして食べるのもおすすめです。