水太りの特徴と原因を知って賢く脚やせしていこう

脚の太さに悩む人は数多くいます。中には、単純に脂肪が付いて太く見えるケースだけでなく、いわゆる水太りによって太って見えてしまうことがあるのをご存知でしょうか。水太りの場合、それに適した対処を行うことで、効果的に脚やせを実現することも可能です。水太りについての知識を付けておきましょう。

脚が太くなる理由の1つは水太り

どんな症状を水太りと呼ぶ?水太りの定義とは

水太りというのは、名前の通り脚に水分が異様に溜まってブヨブヨしている状態のことを言います。普通、肌には弾力があるため、指などで押すとすぐに押し返して元通りになります。ですが、水太りしてしまうとその弾力が失われ、なかなか押した皮膚が戻ってきません。

また、靴下やストッキングなどでしばらく締め付けていると、その跡がいつまでも残っている人なども水太りだと判断できます。朝起きてすぐの時間と活動を続けた後の夕方や夜で脚の太さが異なっている場合、一般的にはむくんでいるとも言われ、これも水太りと判断できます。

これらはあくまでも水分が必要以上に溜まってしまっている状態であり、脂肪が蓄積しているわけではないため、脚を細くすることも比較的簡単にできます

あなたは何太り?水太りの人に共通する特徴

水太りの原因は血行の悪化による部分が大きいので、水太りしやすい人には共通の特徴が見られます。足腰のだるさを感じやすい人や冷え性の人、顔や脚などにむくみが出やすい人などが挙げられます。この他、食事や睡眠時間が不規則で生活習慣が乱れている人や、多く喫煙する人なども該当します。いずれの場合も血行の悪化を招いていることになるため、結果的に水太り症状が出やすくなります。

まずは自分が水太りかどうか、チェックしてみましょう。次の項目に当てはまる人は、水太りで脚が太っている可能性があります。

こんな人は水太りかも!
靴下を脱いでもゴムの跡がなかなかとれない
ふくらはぎと足首の太さがあまり変わらない
立ちっぱなしの仕事に就いている
デスクワークが中心で座りっぱなし
エアコンの効いた職場で働き、夏でも冷え性
運動不足を感じている
慢性的な肩こり症である
立ちくらみやめまいをたびたび起こしてしまう

逆にこういった特徴に当てはまらないのに脚が太くなっている場合、水太りではなく脂肪太りや筋肉太りの可能性が高いので、それぞれに適した対策が必要になります。

ここがポイント!
水太りの場合は、とにかく溜まってしまった水分や老廃物を素早く排出することを目指し、血行改善を心がけるようにしましょう。

水太りで脚がむくむ!何が原因なの?

水太りで脚が太くなってしまう原因はさまざまありますが、主だった原因は余分な水分や老廃物が溜まってしまったことです。私たちの身体は血液が身体中を巡っており、臓器や細胞などで消費される栄養素や水分を届けています。これらは使用後には老廃物となり、再び血液やリンパの流れに回収されて体外へ排出されることになります。

しかし、不規則な生活習慣や栄養バランスの偏り、塩分の摂り過ぎなど、さまざまな原因によって血行が悪化すると、老廃物や水分がスムーズに回収されなくなります。そのため不要な物質がいつまでも留まりやすくなり、細胞間に滲み出して、むくんでしまうようになるのです。特に脚は、重力に引っ張られたり心臓から離れているため血行が悪くなりがちなので、むくみが出やすくなります。

水太りを予防改善する具体的な方法とは

水太りによって脚が太くなってしまうと、上半身はそうでもないのに下半身だけパンパンに張ってしまった状態になります。見た目的にもアンバランスで美しくありませんし、慢性化してしまえばケアも難しくなります。このため、そもそも水太りしないように予防することが重要となります。

水分や老廃物が長時間脚に留まらないようにするためには、血行やリンパ液の循環を改善することが最も効果的です。

下半身に負荷のかかる適度な運動や半身浴などをして身体を温めると血行が改善して、スムーズに余分な水分を回収してくれるようになります。また、膝の内側や脚の付け根の中心部分にあるリンパ節をマッサージで刺激すると、リンパの循環も促すことができるので、水太りの改善に役立ちます。

水太りの脚やせには飲み物や食べ物に注意

水太りを起こさない水分補給の仕方とは

水太りは、不要な老廃物や水分が滞り、いつまでも脚に残ってしまうことが直接の原因です。水分は私たちが生きていくために必要不可欠なものであり、脱水症状を起こせば命にもかかわるため、積極的に水分補給しなければなりません。

また、水太りをしないようにと摂る水分を制限してしまうと、一定の水分量を維持しようとする体内で排出が抑えられてしまいます。水分を溜め込まず、スムーズに循環させるためには、適度な水分摂取が大切なのです。

ただ、1度にがぶ飲みしてしまえば、必要以上の水分が体内に取り入れられてしまうため、余った水分がむくみとして出やすくなります。むくみを予防するためには、1度に大量の水分を補給するのではなく、こまめに少しずつ補給する方法が最適です。

少しずつ摂取するなら、水分が排出されるペースに合わせて体内に水分を補給できるので余りにくくなりますし、常に十分な水分があるため脱水症状などにもなりにくいのでおすすめです。

何をどれぐらい飲めばよいのか?

では、よい水分補給のためには、どんな飲み物をどれぐらい飲めばよいのでしょうか?体重50キロ程度の成人女性であれば、1日におよそ2~2.5リットルの水分が必要だとされています。しかし、実際にこの分量の水分を飲み物で摂るのは大変です。

現実的には、日々の食事のうちにも水分は含まれているため無意識のうちに摂取しています。スープや味噌汁など汁物の分量によっても変わってきますが、1日3食の平均的な食事を摂っていれば1.5リットルほどの水分をまかなえていると言われています。したがって、飲み物で取るべき残りの水分量は、およそ0.5~1リットルです。

また、体内の水分をスムーズに巡らせるためには、どんな種類の飲み物を取るかにも気をつけたいものです。水太りを防ぐために避けたい飲み物としては、次のようなものがあります。

避けるべき飲み物
カフェインが多く含まれるコーヒーや紅茶など
糖分が含まれている清涼飲料水やジュースなど
キンキンに冷えた冷たい飲み物

水分と同時に、利尿作用があるカフェインや水分を溜め込む性質のある糖分を摂取すると、体内での水分が不足したり過剰になったり、想定外のことが起こり得ます。こうした飲み物は時折飲んで楽しむ程度にし、飲み過ぎないことが大切です。

また、内臓を冷やして代謝を低下させることのないよう、飲み物の温度にも注意し、温かいお茶や白湯を優先的に飲むようにしましょう。

水太りを食事で改善して脚やせしよう

水太りを改善するためには、血行を良くすることが欠かせません。血行が良くなれば、脚に蓄積してしまった老廃物などを回収して体外へ排出しやすくなるため、効率よく脚やせすることができます。血行を良くするには運動などが最適ですが、毎日の食べ物に配慮することでも血行やむくみを改善することが可能です。

例えば、生姜や唐辛子などには血行促進作用がありますし、玉ねぎには血液をサラサラにする成分が含まれているため、食べることで血液を流れやすくすることができます。

また、体内の水分量を考えるなら、カリウムという栄養素に着目しましょう。カリウムの含有量の多い野菜や果物を選べば、体内の水分をどんどん排出して水太りを解消することができます。

このようにさまざまな効果を持つ食材も多いため、食事メニューに積極的に取り入れるようにしましょう。

水太りを改善する脚やせ方法

水太りを運動で改善して脚やせしよう

水太りの解消に最も効果的なのは、運動をして血行を一気に改善することです。運動することでエネルギーや酸素が消費されるため、それをカバーするために普段の何倍も血液が身体中を巡るようになります。これに伴って自然と血行も良くなるため、水太りの原因になっている水分や老廃物を回収しやすくなるのです。しかも運動することで脂肪がエネルギー源として消費されるため、水分だけでなく脂肪まで減少させることができます

特に有酸素運動は脂肪燃焼に最も効果が高いので、ウォーキングや水泳などを行うことで効果的に脚やせを進めることができます。また、下半身を重点的に動かすスクワットなどの筋トレや寝たままできるエクササイズもおすすめです。運動する場合はできるだけ長い時間続けなければ効果は得られないので、毎日30分は継続するようにしましょう。

運動する暇がないという忙しい人であっても、日常生活の合間にちょっとした動きを心がけるだけで、衰えていたふくらはぎのポンプ機能を高めることができます。

こんな動きをやってみて!
エレベーターやエスカレーターを使わず、階段を使用する
普段より少し歩幅を広くする
こころもち歩くスピードをアップする

水太りをお風呂で改善して脚やせしよう

運動以外で体内の水分を排出するために効果的なのが、お風呂に入ることです。シャワーではなく、暖かいお湯にゆっくり浸かることで身体を直接温めることができ、血管が拡張するので自然と血行も良くなります。1時間も入浴していれば大量の汗をかいているので、むくみの原因になっている余分な水分の排出にも役立ちます。

ただ、あまりに熱いお風呂では身体に負担がかかってしまいますし、長時間浸かることができません。また、お湯の量を多くすると水圧がかかって心臓に負担をかけ、かえって血行を悪化させてしまうこともあるため、注意しておきましょう。

温めのお湯を心臓より低い位置に留めて浸かる半身浴なら、こういった問題点を解決しつつ血行促進効果を得ることができるのでおすすめです。

水太りを漢方で改善して脚やせしよう

東洋医学の一つである漢方は、効果が緩やかで時間がかかるものの、身体への負担が小さくて済むというメリットがあります。医薬品とは違って大きな副作用の心配も無いため、脚太りの解消にも気軽に役立てることができます。

漢方の中には、身体の血の巡りを良くして老廃物などを排出しやすくする効果を持つものも数多くあります。医薬品のように症状を直接治癒することを目的とするのではなく、身体が本来持っている機能を高めて治癒をサポートすることを目的としているので、大きな負担をかけることがありません。

漢方には様々な種類があるので、自分の症状に適したものを選んで試すようにしましょう。

持病やいつも使っている薬などがある場合は、飲み合わせの問題もあるので、一度主治医に相談しておいた方が安心です。

脚のむくみを取り除くマッサージ法

脚に水分や老廃物が溜まってしまった場合、それを血液やリンパの中に戻して運び去ってもらう必要があります。そのために役立つのがマッサージで、非常に簡単なやり方でむくみ解消をサポートすることができます

具体的なやり方は、まず膝の内側の関節の窪み付近にあるリンパ節と、脚の付け根にあるリンパ節の2ヶ所を、それぞれ指で押して刺激します。次に、足首から膝に向かってふくらはぎを押し上げるように擦り、膝のリンパ節に血液やむくみを集めましょう。更に膝から脚の付け根へ向かってマッサージするのですが、太ももは範囲が広いので裏側と内側に分けて行います。ふくらはぎは手の平を広げて包み込むように、太ももは握りこぶしでマッサージすると効果的です。