冷え性を改善!体を温めるだけで脚やせができる方法

寒い時期になると、つま先が氷のように冷たい!という、冷え性に悩む女性は多いと思います。女性は男性よりも冷えやすく、下半身がむくんだり太ってしまいやすい体質なのですが、実は冷え性も下半身太りの原因になっているかもしれないって、ご存知でしたか?

冷えると血行が悪くなり、基礎代謝が下がってやせづらい体になってしまいます。細くすらっとした脚を手に入れるためにも、つらい冷え性を撃退する方法をチェックしてみませんか?どうして冷え性だと太りやすいのか、効果的に冷えをケアする方法など、自宅で手軽にできる冷え性改善ダイエットのポイントをご紹介します。

女性は冷えやすいって本当?なぜ冷え性は起こるのか

ただでさえつらい冷え性が、脚やせの邪魔をしているなんて大変です。冷え性とは、全身の血行が悪くなっていて末端まで血が行き届かない状態のことを指しますが、体が冷えてしまう原因はいくつかあります。温めてるはずなのに温まらない!という方は、自分の冷え性の原因を探ってみるといいかもしれません。

まずひとつめは、運動不足です。足先は心臓から遠く、重力の影響を受けるため余計な水分や血液が足先に溜まりがちなのですが、ふくらはぎの筋肉がこれらの血液や老廃物を心臓に押し戻す役割を果たしてくれています。

ところが運動不足によってふくらはぎの筋力が不足していたり、筋力があっても立ちっぱなしや座りっぱなしでまったく動かさずにいたりすると、足元に下りてきた血や老廃物などが心臓まで戻ることができず、冷え性やむくみを引き起こしてしまうんです。女性は男性よりも筋力が劣りがちですので、特に冷えやすいんですね。

ふたつめは食生活の乱れです。偏った食事をしたり、無理な食事制限によるダイエットなどで栄養に偏りが出ていると貧血や低体温を引き起こし、結果として冷え性になってしまうのです。体全体の体温が低いという場合には、バランスの取れた温かい食事を心がけてみるといいでしょう。

ストレスからも冷えが来る?
また、ストレスも冷え性の原因となりかねません。自律神経は交感神経と副交感神経とが交互に切り替わって私達の体のバランスを取ってくれていますが、ストレスにさらされると交感神経が優位になり、血管が収縮して血の流れが悪くなります。適度にリラックスできるよう、趣味を取り入れた生活を送りたいですね。

冷えると基礎代謝が下がる!?冷え性と代謝の関係

そもそも脂肪は、冷え性だとつきやすくなります。脂肪は一日に使いきれなかったエネルギーが、体に蓄積します。人が一日に消費するカロリーを消費カロリーと言い、これは基礎代謝・生活活動代謝・食事誘発性熱生産という三つの総和を表します。

基礎代謝って何?
基礎代謝とは人が寝ているだけでも消費される生命活動を維持するために使われるエネルギーのことで、一日の消費カロリーの約60~70%を占めます。なので基本的にダイエットでは、基礎代謝を上げるのが一番効率がいいと言われます。

この基礎代謝は、筋肉量・体温に左右されます。筋肉が多いと体の維持にエネルギーを多く使うため、基礎代謝が上がりやせやすくなります。そして同様に体温が高いと、血流が良くなり基礎代謝が上がります。そのため冷えを改善することによって、やせやすい体を作ることができます。

まずは全身から!体全体を温める方法をチェック!

内側から体を温めてくれる食事とは

体を冷やさないための基本は、体の内側から冷やさないことです。夏場は特に冷たい物を飲みたくなりますが、あまり冷たいものばかり飲んでいると体が冷えてしまうので注意が必要です。温かいスープなどは手軽に取れて体を温めることができます。

食材にも体を温めるものと冷やすものがあります。野菜では、夏野菜は体を冷やしやすく、冬野菜は体を温めてくれます。特に根菜類は体を温めるものが多いので、積極的に食べると良いでしょう。果物は、暖かいところで栽培されるものは体を冷やし、寒いところで栽培されるものは体を温めてくれます。

お肉では脂肪は体を冷やし、赤身は体を温めてくれます。しかし体を冷やす食材だからと完全に避ける必要はありません。どれも体には必要な栄養が入っているので、偏った食事は健康を害しかねません。たとえば夏野菜でも炒めたり煮ることで、温かい状態で食べるのがおすすめです。

体を冷やさないコツ
体を冷やす食材を食べる時には、一緒に体を温めるものを取るようにしましょう。たとえば、果物を食べる時には生姜紅茶を一緒に飲む、などというように工夫すれば、体が冷えることを防げます。

体温を上げるお風呂の入り方とは

お風呂に入って体温を上げるのは、とても効果的です。体温を上げることが目的の場合は、全身浴が基本です。半身浴では太い血管が温もらないため、あまり効果がありません。リラックスやデトックスが目的の場合は、半身浴です。

体を温める全身浴の方法は、自分の基礎体温より4度高いお湯に15~20分程つかるのが良いでしょう。あまり熱すぎると体や心臓に負担がかかってしまう可能性もあるので、基礎体温の4度高いくらいの温度が、無理をせずに入れる温度です。

このときに、しっかりと首まで温めるようにしてください。首には太い血管がありますので、ここを温めることで全身を芯から温めることができます。もし基礎体温が低くお湯の温度が低めになる場合には、少し時間を長めにすると良いです。

むくみが気になる!ふくらはぎの冷え性を改善するには

ふくらはぎを温めるダイエットの仕方

ふくらはぎを温めることでダイエット効果があります。ふくらはぎは第2の心臓とも言われるところで、血液を全身に押し出す働きをします。ふくらはぎは冷えやすいところなので、意識的に温める必要があります。また下半身は血液の約7割が集中しているところなので、ここの血流を良くするとダイエットだけではなく、肩凝りや腰痛の改善などの効果も得られます。

まず大切なのは、冷やさないことです。レッグウォーマーやサポーターなどを着用し、くるぶしの下から膝の上までを覆います。次にカイロを用意します。これは小さいものでかまいません。内側と外側、両方のくるぶしの指4本分程上のところにツボがあります。ここにカイロを当て、上からサポーターやレッグウォーマーを履き、カイロがずれないようにしましょう。

ふくらはぎを温めることで得られる脚やせ効果

ふくらはぎが温まると血流がよくなり、老廃物を押し流してむくみ解消、デトックス効果が得られます。またむくみは、セルライトの原因になります。セルライトとは、むくみの原因である余計な水分や老廃物が脂肪と絡まって、冷えて固まってしまったものです。このセルライトが脂肪の燃焼を妨げることになります。

セルライトは一度できてしまうと除去するのは大変です。また、むくみでパンパンになると脚は3センチも太くなると言われています。ふくらはぎを温めることで全身のむくみが解消され、むくみにくくすっきりとした脚になれますよ。

ふくらはぎが冷えることで起こる悪影響

ふくらはぎの冷えが起こす悪影響は全身に及びます。血流の低下は基礎体温の低下につながります。この冷えは美容の大敵。お肌のターンオーバーが滞ってしまことで、傷やにきびが治りにくくなります。肩凝りや腰痛といった症状も、冷えからくる典型的なもの。また乾燥や睡眠障害を引き起こすこともあります。

そして基礎体温が低いと体の免疫が下がり、感染症などにかかりやすくなったりします。何より冷えによる血行不良は虚血を引き起こし、しびれなどの知覚障害や最悪の場合には壊死に繋がることもあります。高齢者の寝たきりの人が床擦れなどから壊死に繋がるのは、この血行不良が原因です。

放置厳禁!冷え対策で健康に
冷えは体に様々な悪影響をおよぼすので、特に末端冷え性などの症状がある人は、放置せずにふくらはぎを温めるようにしましょう。冷えを改善してむくみが取れるだけでも脚がすっきり細くなりますよ。

脂肪とさよなら!太ももの冷え性を改善するには

太ももを温めるダイエットの仕方

脚の中でも、一番気になるのはやはり太ももでしょうか。太ももは脂肪がつきやすく、冷えやすい部分です。脂肪そのものは発熱しないため、脂肪が多いところは冷えやすい場所です。太ももを温めるには、お風呂に入るなどの直接温める方法があります。

直接温める場合は、湯たんぽなどを用意し太ももに当てましょう。このときに少し厚みのあるカバーを選ぶことで、太ももにフィットしやすくなります。湯たんぽは熱湯を取り扱いますからやけどに注意しましょう。また、長時間肌に直接当てると低温やけどの原因になりますから、タオルなどを挟んで皮膚に直接当てないように気をつけてください。

お風呂の場合は、半身浴や足湯が効果が高いです。半身浴の場合は肩などが冷えないようにタオルなどをかけ、20~30分程入浴してください。もしそんなに長く入れないという場合には、5分入って5分休憩というのを3回程繰り返すのも良いです。ただやはり全身を冷やしてしまってはいけないので、最後には全身浴をするのが良いでしょう

太ももの温め効果が期待できるリンパマッサージ

太ももの温めにはリンパマッサージも効果的です。脚にはたくさんのリンパがあり、ここに老廃物がたまることで冷えを招いてしまいます。リンパマッサージの基本は、下から上に向かって流すことです。手で軽く握りこぶしを作り、アキレス腱の上に起きます。

そこから太ももに向かって、ゆっくり圧をかけていきましょう。次に内側と外側のくるぶしの、指一本分後ろ側にこぶしをおきます。先程と同じように、太ももに向かってゆっくりと圧をかけていきます。好きな香りのオイルを利用すると、リラックス効果もあるのでおすすめです

もしリンパの場所が分からないという時には、何か道具を使って広い範囲に圧をかけるのも効果が得られます。手軽なものであれば、ラップの芯などを使うのも良いでしょう。リンパマッサージはあまり勢い良くやりすぎると体にストレスがかかってしまいますから、少し時間をかけて痛みのないようゆっくり行ってください

太ももやせ効果が期待できる正しい呼吸法

ダイエットとは切り離せない呼吸法。しっかり呼吸をして酸素を体に取り入れることで、副交感神経が優位になって血行が促進され、リラックスすることができます。交感神経が優位だと血管が収縮するため、実はストレスも冷え性の敵なんです。気づいたときにこまめに深呼吸してあげることで体内の循環を活発にできますよ。

また、腹式呼吸は横隔膜をしっかり動かして呼吸しますから、内臓が刺激されて腸内の活動も活発になります。これも体内の循環を良くすることにつながり、血行促進効果だけでなくニキビや肌あれ改善など、美肌にも効果があるんです

ダイエットでよく用いられる呼吸法は腹式呼吸と呼ばれるものです。肩や胸を動かさないように鼻から吸って、口から吐くのが基本で、吸うときにお腹がふくらんで、吐くときにへこんでいればOKです。難しければ、横になってやってみるとお腹を意識しやすいですよ。

浅い呼吸はNG
この腹式呼吸、ゆっくり時間をかけてするようにしましょう。吸うのに5秒かけたら、7秒かけて吐く。吐く時間の方を長くすることが重要です。7秒かけて吐くのはけっこう大変です。まずは短い時間から、徐々に長くしていくと良いでしょう。ただ短くても、呼吸が浅くならないように気をつけてください。

そして、息を全て吐ききるというのも効果的です。吸うことは意識せず、口から息をゆっくり吐いてください。このときに意識するのは、吐きながら体の力を抜くことと、苦しくなって体が自然に息を吸うまで吐き続けることです。これは、一日に数回程度取り入れると良いでしょう。

冷え対策のため日常生活で意識したいこと

冷え対策に最も大切なことは、温めることよりも冷やさないことです。どうしても人の体は冷えが生じます。なので、まずは冷やさないために保温することを意識しましょう。その上で体を温めると、より効率的に体を温めることができます。

普段お風呂に入らずシャワーだけの人は、お風呂に入るようにする。つい冷たいものばかり飲んでしまう人は、少し冷たいものを控える。冷たいものを食べる時は、一緒に暖かいものを飲む。このようにすることで、冷えを改善していくことができます。

また、気がついたときに足首をぐるぐる回すなど、ストレッチをしてみるのもオススメです。もう少しエクササイズに興味があれば、スクワットなどの下半身を鍛える筋トレをしてみるとよりよいでしょう。

まずは自分の生活を見直してみてはいかがでしょうか。普段の何気ない行動に、冷えの原因は隠れているもの。冷えを改善することで、健康的に美脚を手に入れてください。